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Round 8  フランスGP,マニクール
Grand Prix of France, Magny-Cours
2007/06/29 (Fri) - 2007/07/01 (Sun)

▼レース結果(Race Result)
Pos No.  Driver (Nat) Team Laps Pit Grid Tyre(Laps) Time / Retire
1 6  Kimi Räikkönen (FIN) Ferrari 70 2 3  M(22)-M(24)-S(24)  1:30:54.200
2 5  Felipe Massa (BRA) Ferrari 70 2 1  M(19)-M(24)-S(27)  +2.4 secs
3 2  Lewis Hamilton (GBR) McLaren 70 3 2  M(16)-M(21)-M(14)-S(19)  +32.1 secs
4 10  Robert Kubica (POL) BMW 70 2 4  M(19)-M(26)-S(25)  +41.7 secs
5 9  Nick Heidfeld (GER) BMW 70 2 7  M(22)-M(25)-S(23)  +48.8 secs
6 3  Giancarlo Fisichella (ITA) Renault 70 2 5  M(19)-M(31)-S(20)  +52.2 secs
7 1  Fernando Alonso (ESP) McLaren 70 2 10  S(16)-M(21)-M(33)  +56.5 secs
8 7  Jenson Button (GBR) Honda 70 2 12  M(32)-M(18)-S(20)  +58.8 secs
9 16  Nico Rosberg (GER) Williams 70 2 9  M(20)-M(26)-S(24)  +68.5 secs
10 11  Ralf Schumacher (GER) Toyota 69 2 11  M(27)-M(25)-S(17)  +1 Lap
11 8  Rubens Barrichello (BRA) Honda 69 2 13  M(33)-M(18)-S(18)  +1 Lap
12 15  Mark Webber (AUS) Red Bull 69 2 14  M(30)-M(16)-S(23)  +1 Lap
13 14  David Coulthard (GBR) Red Bull 69 2 16  M(32)-M(16)-S(21)  +1 Lap
14 17  Alexander Wurz (AUT) Williams 69 2 18  M(28)-M(22)-S(19)  +1 Lap
15 4  Heikki Kovalainen (FIN) Renault 69 3 6  M(1)-M(25)-M(28)-S(15)  +1 Lap
16 22  Takuma Sato (JPN) Super Aguri 68 2 22  S(18)-M(22)-M(28)  +2 Laps
17 20  Adrian Sutil (GER) Spyker 68 3 21  S(28)-S(18)-M(22)  +2 Laps
R 19  Scott Speed (USA) Toro Rosso 55 2 15  M(30)-M(22)-S(3)  Technical
R 21  Christijan Albers (NED) Spyker 28 1 20  S(28)-S(0)  Accident
R 23  Anthony Davidson (GBR) Super Aguri 1 1 19  M(1)  Accident
R 12  Jarno Trulli (ITA) Toyota 1 1 7  M(1)  Accident
R 18  Vitantonio Liuzzi (ITA) Toro Rosso 0 0 17  M(0)  Accident
 [Fastest Lap] Felipe Massa (BRA), 1:16.099, Lap 42
 [Tyre] M: Medium (dry), S: Soft (dry)
 [Note] Albers was forced to retire after rejoining the race with a refuelling hose still attached to his car.

[レース・レビュー]  天候:くもり  路面:dry  気温:24〜26〜25℃  路面温度:36〜42〜38℃

1. 勝負はスタート

 ライコネンがスタートで2番手に上がり,フェラーリ1-2体制をオープニングラップから築けたことがライコネン優勝かつフェラーリの1-2につながる重要なポイントだった。ライコネンは今年一番いいスタートを見せたと思う。ハミルトンは燃料が軽いにもかかわらずライコネンから徐々に離され1回目のピットストップの時点で3位表彰台を確実に得るために3ストップ作戦へと変更している。この作戦は非常に適切で,燃料が軽い第1スティントの代償として,第2,3スティントでは早めのピットインを強いられ,渋滞につかまりクビサに前に出られるという可能性もあったためである。他者とピットのタイミングを大きくずらすことで,渋滞にはまることなく自分のペースで走ることができた。ただし,これはマニクールというピットストップが短いサーキットだから有効だったことを忘れてはならない。繰り返しとなるが適切な判断であったといえる。

2. やはりBMW

 ピットストップ作戦をフレキシブルに変化させるBMW。第1スティント軽めで残り2つのスティントを均等割りとオーソドックスかつ上位勢として最適な作戦で成功し,クビサは順位キープ,ハイドフェルドは5番手とポジションを上げてフィニッシュした。今回は一発の速さはなかったが,ロングランでは安定した走りを見せていたと思う。その点からもこの作戦は適切であったと思う。
 ルノーのフィジケラも悪くない走りはしていたものの,第2スティントで燃料が重いためドロップオフが激しく,大きくタイムロスをしていた。作戦はBMWと似ており今後BMWとポジション争いが展開されていくであろう。

3. 苦しかったアロンソ

 燃料がかなり少なかったため2回のピットがいずれも早くなってしまい,一度抜かしたハイドフェルドに前に出られるという非常に不運な展開となってしまったアロンソ。マシンとしては速くてもあまり抜けないことが証明された。特にブラインドの高速シケインを通過するときにオーバーテイクするところは強引だった。レース中はできる限りの手は尽くしていたので,上位勢が崩れなかった今回は,7位はそう悪くない結果だと思う。

4. ホンダようやく

 ようやくホンダに希望の光が見えてきたか,今シーズン初ポイントを獲得することができた。ただし,ルノーのコバライネン,レッドブル勢,トヨタ勢が不発だったためのおこぼれのようなポイントの獲得の仕方ではあったが。それでもバトンは,レース中はファステストラップタイムも全体で6番手とロングランでのタイヤの安定性を示している。1回目のピットストップを32周目まで引っ張ってもタイヤがたれずに安定していたと考えられる。今回1周目の事故でポジションアップできたのも大きかったが,それを除いても初ポイントは祝福されるべきである。


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