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Round 4  スペインGP,バルセロナ
Grand Prix of Spain, Barcelona
2007/05/11 (Fri) - 2007/05/13 (Sun)

▼レース結果(Race Result)
Pos No.  Driver (Nat) Team Laps Pit Grid Tyre(Laps) Time / Retire
1 5  Felipe Massa (BRA) Ferrari 65 2 1    1:31:36.230
2 2  Lewis Hamilton (GBR) McLaren 65 2 4    +6.7 secs
3 1  Fernando Alonso (ESP) McLaren 65 2 2    +17.4 secs
4 10  Robert Kubica (POL) BMW 65 2 5    +31.6 secs
5 14  David Coulthard (GBR) Red Bull 65 2 9    +58.3 secs
6 16  Nico Rosberg (GER) Williams 65 2 11    +59.5 secs
7 4  Heikki Kovalainen (FIN) Renault 65 3 8    +62.1 secs
8 22  Takuma Sato (JPN) Super Aguri 64 2 13    +1 Lap
9 3  Giancarlo Fisichella (ITA) Renault 64 3 10    +1 Lap
10 8  Rubens Barrichello (BRA) Honda 64 2 12    +1 Lap
11 23  Anthony Davidson (GBR) Super Aguri 64 2 15    +1 Lap
12 7  Jenson Button (GBR) Honda 64 3 14    +1 Lap
13 20  Adrian Sutil (GER) Spyker 63 2 20    +2 Laps
14 21  Christijan Albers (NED) Spyker 63 3 21    +2 Laps
R 9  Nick Heidfeld (GER) BMW 46 3 7    Gearbox
R 11  Ralf Schumacher (GER) Toyota 44 3 17    Accident damage
R 18  Vitantonio Liuzzi (ITA) Toro Rosso 19 1 16    Hydraulics
R 19  Scott Speed (USA) Toro Rosso 9 0 22    Tyre
R 6  Kimi Räikkönen (FIN) Ferrari 9 1 3    Electrical
R 12  Jarno Trulli (ITA) Toyota 8 1 6    Fuel line
R 15  Mark Webber (AUS) Red Bull 7 1 19    Transmission
R 17  Alexander Wurz (AUT) Williams 1 1 18    Accident
 [Fastest Lap] Felipe Massa (BRA), 1:22.680, Lap 14
 [Tyre] H: Hard (dry), M: Medium (dry)

[レース・レビュー]  天候:晴れ  路面:dry  気温:29℃  路面温度:49〜43℃

1. マッサの圧勝

 予選の戦いはマッサとアロンソが同一周回でピットインしたため,ほぼ互角までマクラーレンが追い上げてきたといっていいのかもしれない。一方,レースペースはアロンソがダメージを追ったことを考慮して,マッサとハミルトンで比較すると,第1スティントでマッサは逃げ切り体制に入れるほどマージンを築けていたので,フェラーリのほうが0.2〜0.3秒は速いのではないかと考えられる。ただし,この程度の差であれば,マクラーレンはレース戦略やスタートでうまくやれば勝てる範囲であり,マクラーレンの最終スティントを短くする「いつもの」作戦がうまく機能していないことを物語っている。フェラーリは4戦で2回の大きなトラブルを発生させ,ポイントを失っている。速いが信頼性がないという車では2005年のマクラーレンのようにチャンピオンシップを戦っていけない。

2. 今回も3番目はBMW

 ハイドフェルドの車に対するピットクルーのミスは非常にもったいなく,アロンソの速さ次第では表彰台の可能性もあった。BMWの場合は優勝は無理だと分かっているため,第1・第2スティントを長くとって走り,前の車をピットストップで抜くという作戦に大きな意味がある。4番目のチームが非常拮抗しており,今回レースペースのよかったルノー,レッドブル,ウィリアムズ,予選が速かったトヨタが位置している。前戦と比較して,ルノーはレースペースが少し改善され,レッドブルはギアボックスの変更などもあり,レースペース・予選ペースともに大幅に改善されている。ウィリアムズは予選ペースの改善が必要である。
 その後ろにスーパーアグリがいて,ホンダ,トロロッソ,スパイカーと並んでいる。スーパーアグリについて,予選ペースはウィリアムズと同程度に走れるポテンシャルは確実に持っているので,今後はレースペースをいかにして改善するかがポイントを獲得する上で重要なファクターとなるだろう。
 ホンダは復帰までに長期的なスパンで考えなければならないと本人たちが言っているので,今回少し改善された点は評価できる。カナダで真の成果が問われるだろう。

3. 琢磨,運も実力のうち

 ライコネン,ハイドフェルド,トゥルーリなどのリタイアとフィジケラの燃料トラブルに助けられたとはいえ,8位入賞は賞賛すべきである。波乱のレースで堅実に走るのも実力のうちである。上でも述べたように今後はレースペースを改善することが大切で,真ん中あたりのグリッドからでもポイントが取れる車へと進化させていってもらいたい。


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