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Round 1  オーストラリアGP,メルボルン
Grand Prix of Australia, Melbourne
2007/03/16 (Fri) - 2006/03/18 (Sun)

▼レース結果(Race Result)
Pos No.  Driver (Nat) Team Laps Pit Grid Tyre(Laps) Time / Retire
1 6  Kimi Räikkönen (FIN) Ferrari 58 2 1  M(19)-M(23)-S(16)  1:25:28.770
2 1  Fernando Alonso (ESP) McLaren 58 2 2  M(22)-M(23)-S(13)  +7.2 secs
3 2  Lewis Hamilton (GBR) McLaren 58 2 4  M(23)-M(20)-S(15)  +18.5 secs
4 9  Nick Heidfeld (GER) BMW 58 2 3  S(14)-M(24)-M(22)  +38.7 secs
5 3  Giancarlo Fisichella (ITA) Renault 58 2 6  M(20)-M(24)-S(14)  +66.4 secs
6 5  Felipe Massa (BRA) Ferrari 58 1 22  S(29)-M(29)  +66.8 secs
7 16  Nico Rosberg (GER) Williams 57 2 12  M(27)-M(14)-S(16)  +1 Lap
8 11  Ralf Schumacher (GER) Toyota 57 2 9  M(24)-M(21)-S(12)  +1 Lap
9 12  Jarno Trulli (ITA) Toyota 57 2 8  M(25)-M(21)-S(11)  +1 Lap
10 4  Heikki Kovalainen (FIN) Renault 57 2 13  M(27)-M(19)-S(11)  +1 Lap
11 8  Rubens Barrichello (BRA) Honda 57 2 16  S(19)-M(20)-M(18)  +1 Lap
12 22  Takuma Sato (JPN) Super Aguri 57 2 10  M(24)-M(18)-S(15)  +1 Lap
13 15  Mark Webber (AUS) Red Bull 57 2 7  M(22)-M(20)-S(15)  +1 Lap
14 18  Vitantonio Liuzzi (ITA) Toro Rosso 57 2 19  M(23)-M(22)-S(12)  +1 Lap
15 7  Jenson Button (GBR) Honda 57 3 14  M(27)-S(15)-M(15)  +1 Lap
16 23  Anthony Davidson (GBR) Super Aguri 56 2 11  M(29)-M(16)-S(11)  +2 Laps
17 20  Adrian Sutil (GER) Spyker 56 4 20  M(22)-M(19)-S(15)  +2 Laps
R 17  Alexander Wurz (AUT) Williams 48 1 15  M(32)-S(16)  Accident
R 14  David Coulthard (GBR) Red Bull 48 2 18  M(28)-M(19)-S(1)  Accident
R 10  Robert Kubica (POL) BMW 36 2 5  M(21)-M(15)  Gearbox
R 19  Scott Speed (USA) Toro Rosso 28 1 19  M(25)-M(3)  Wheel
R 21  Christijan Albers (NED) Spyker 10 0 21  M(10)  Accident
 [Fastest Lap] Kimi Räikkönen (FIN), 1:25.235, Lap 41
 [Tyre] M: Medium (dry), S: Soft (dry)

[レース・レビュー]  天候:晴れ  路面:ドライ  気温:21〜22℃  路面温度:40〜42℃

1. フェラーリの圧勝

 第1スティントのライコネンのペースを見ると,ライコネンにトラブルがなければ圧勝は確実だった。第1スティントだけ頑張って走り,それ以降はほとんどサンデードライブ状態だった。ハイドフェルドがスタートで2番手に上がり,マクラーレン勢がライコネンを負うことができなくなったのも大きかった。ただし,マクラーレン勢がハイドフェルドの前に出ていたとしても,レースペースで1秒近く離されているため,勝利は不可能だったと思われる。
 マッサは多くの時間,前が詰まっている状態だったため,6位まで挽回するのがやっとだった。特に第1スティントでホンダ勢に抑えられたのが痛かった。ここを早く裁けていれば最後10周でフィジケラとバトルせずに5位になれていた可能性もある。このコースはオーバーテイクが非常に難しいサーキットであるから,6位でもある程度は満足できる結果かもしれないが。
 今後,フェラーリはギアボックスを中心に信頼性の改善が急務である。

2. フェラーリの次に来るのはマクラーレンとBMW

 ハイドフェルドの第1スティントの作戦をロン・デニスは批判していたが,序盤戦は色々な作戦を試す期間なので,スタートでソフトタイヤを履き,一気に順位を上げる作戦も1戦目の奇襲作戦としては十分ありだったと思う。しかし実際はオーソドックスな作戦で走ったクビサのほうが渋滞に捕まることなく走れたため前に出た。予選ではこの2チームがフェラーリに対抗できそうではあるが,レースではフェラーリ,マクラーレン,BMWの順列が見えてしまった。BMWもフェラーリ同様,信頼性の改善を行わなければならない。

3. 入賞したもののトヨタはレースペースが遅い

 ルノー勢はいまだにBSタイヤをうまく使いこなせていないようで,グリップ不足は否めないが,レースペースはそれほど悪いわけでもなく,タイヤの使い方次第でよくなる可能性もある。予選で速かったトヨタ勢はエアログリップ不足からか,レースペースが悪く,ファステストラップでウィリアムズのロズベルグから大きく遅れをとっている。今回はたまたまポイントが獲得できたものの,これからレースペースが改善されないと,ポイント獲得は難しいだろう。一方のウィリアムズ勢は前に詰まっている状態が長かったものの,前が空けるとレースペースが良いことが確認できた。予選でQ3に進めることができれば,表彰台も見えてくる。

3. SAF1は2台そろって完走

 予選が夢だとすると,レースは現実。琢磨の言葉は全くそのとおりで,レースは予選ほど車も良い動きをしていなかった(特に第2スティント以降)。同じくレースペースの悪かったトヨタ勢と10秒近くしか差がないことから,ピットストップのタイミングが悪かったとも言えるが,今後はレースペースの改善が必要だろう。しかしながら,SA07をシェイクダウンしたと思えば,今後改善の見込みは大きいはずで,ヨーロッパラウンドに入ることには改善されていると考えられる。
 ホンダは今ひとつぱっとしないレースとなるのはGP開幕以前から明らかだった(すでに準備不足であることを明かしていたため)ので,マレーシアGPではアップデートされた車が登場したときにヨーロッパラウンド以降で期待できるかどうかを判断することにする。とにかく,国際映像を見ていてもハンドルを切るときに修正が多い。


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