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Round 18  ブラジルGP,サンパウロ
Grand Prix of Brazil, Säo Paulo
2006/10/20 (Fri) - 2006/10/22 (Sun)

▼レース結果(Race Result)
Pos No.  Driver (Nat) Team Lap Pit Grid Tyre  Time / Retire
1 6  Felipe Massa (BRA) Ferrari 71 2 1 BS  1:31:53.751
2 1  Fernando Alonso (ESP) Renault 71 2 4 MI  +18.6 secs
3 12  Jenson Button (GBR) Honda 71 2 14 MI  +19.3 secs
4 5  Michael Schumacher (GER) Ferrari 71 2 10 BS  +24.0 secs
5 3  Kimi Räikkönen (FIN) McLaren 71 2 2 MI  +28.5 secs
6 2  Giancarlo Fisichella (ITA) Renault 71 2 6 MI  +30.2 secs
7 11  Rubens Barrichello (BRA) Honda 71 2 5 MI  +40.2 secs
8 4  Pedro de la Rosa (ESP) McLaren 71 1 12 MI  +52.0 secs
9 17  Robert Kubica (POL) BMW 71 2 9 MI  +67.6 secs
10 22  Takuma Sato (JPN) Aguri 70 2 19 BS  +1 Lap
11 21  Scott Speed (USA) Toro Rosso 70 2 16 MI  +1 Lap
12 15  Robert Doornbos (NED) Red Bull 70 2 22 MI  +1 Lap
13 20  Vitantonio Liuzzi (ITA) Toro Rosso 70 2 15 MI  +1 Lap
14 19  Christijan Albers (NED) Midland 70 2 17 BS  +1 Lap
15 18  Tiago Monteiro (POR) Midland 69 1 21 BS  +2 Laps
16 23  Sakon Yamamoto (JPN) Aguri 69 3 20 BS  +2 Laps
17 16  Nick Heidfeld (GER) BMW 63 2 8 MI  Accident
- 14  David Coulthard (GBR) Red Bull 14 1 18 MI  Gearbox
- 8  Jarno Trulli (ITA) Toyota 10 1 3 BS  Suspension
- 7  Ralf Schumacher (GER) Toyota 9 1 7 BS  Suspension
- 9  Mark Webber (AUS) Williams 1 0 11 BS  Accident
- 10  Nico Rosberg (GER) Williams 0 0 13 BS  Accident
 [Fastest Lap] Michael Schumacher (GER), 1:12.162, Lap 70

[レース・レビュー]  天候:晴れ  路面:dry  気温:24〜23℃  路面温度:43〜30℃

1. フェラーリの速さは異常とも思えるほど

 レースでは順調に順位を上げて9周目の1コーナーでフィジケラを捕らえた時にフィジケラのフロントウィングとシューマッハの左リアタイアが接触してパンクし,ほぼ1周遅れの最後尾に落ちた。これもレースということで,運はアロンソに傾いていた。
 第2スティントは燃料をたっぷりと積んだ状態にも関わらずトップグループを上回るペースで走り続け,2回目のピットストップのあと,表彰台さえ視界に入るところまで追い上げた。ここまで来るとさすがにオーバーテイクが難しくなるものだが,バリチェロ,フィジケラ,ライコネンが必死に抵抗する中でも華麗なオーバーテイクをみせてくれた。特にライコネンとのバトルはお互いを信頼したぎりぎりの攻防でこれぞF1といった感じだった。
 マッサの優勝だったにも関わらず,レース中多くの場面でミハエルが映し出され,いかにミハエル・シューマッハというドライバーが偉大であるかが証明されたレースだったと思う。
 フェラーリドライバー2人の速さはその他のドライバーより1周当たり1秒以上速いペースだった。マッサはトップ快走だったので,エンジンも抑え目,ペースも抑え目で楽だっただろう。路面温度とレースで使ったブリヂストンタイヤ,フェラーリのマシンの空力特性のマッチングが完璧だった(特にブリヂストンタイヤ)。

2. ブリヂストンタイヤの圧勝

 スーパーアグリの2人のラップタイムの安定性,フェラーリの独壇場を見れば明らかに今回持ち込んだブリヂストンタイヤがよかったといえる。したがって,ウィリアムズとトヨタの4台はあっという間に姿を消してしまったが,完走していれば4台ともポイントが獲得できていた可能性が大きい。

3. スーパーアグリは今期ベストパフォーマンス

 予選ではMF1やトロロッソに大きく後れを取っていたが,レースでは選んだタイヤがよかったのもあるだろうが,安定したラップタイムとファステストラップ10番以内,最終順位10位は素晴らしい結果だと思われる。今期スタート時はSA05でもがき苦しんでいた時代から,シャシー開発もままならない中でSA06になりようやくレースができるようになり,最終的に結果に結びつけた。これは素晴らしい努力の賜物だと思う。スーパーアグリは今年は賞賛に値すると思う。来年,毎GPでQ2進出,数戦でポイント獲得が目標になると思うが,このスピリットなら必ずや達成されるだろう。


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