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Round 13  ハンガリーGP,ブタペスト
Grand Prix of Hungary, Budapest
2006/08/04 (Fri) - 2006/08/06 (Sun)

▼レース結果(Race Result)
Pos No.  Driver (Nat) Team Lap Pit Grid Tyre  Time / Retire
1 12  Jenson Button (GBR) Honda 70 3 14 MI  1:52:20.941
2 4  Pedro de la Rosa (ESP) McLaren 70 3 4 MI  +30.8 secs
3 16  Nick Heidfeld (GER) BMW 70 2 10 MI  +43.8 secs
4 11  Rubens Barrichello (BRA) Honda 70 3 3 MI  +45.2 secs
5 14  David Coulthard (GBR) Red Bull 69 2 12 MI  +1 Lap
6 7  Ralf Schumacher (GER) Toyota 69 2 6 BS  +1 Lap
7 17  Robert Kubica (POL) BMW 69 2 9 MI  +1 Lap
8 6  Felipe Massa (BRA) Ferrari 69 3 2 BS  +1 Lap
9 5  Michael Schumacher (GER) Ferrari 67 3 11 BS  Track rod
10 18  Tiago Monteiro (POR) Midland 67 3 16 BS  +3 Laps
11 19  Christijan Albers (NED) Midland 67 2 22 BS  +3 Laps
12 21  Scott Speed (USA) Toro Rosso 66 4 20 MI  +4 Laps
13 8  Jarno Trulli (ITA) Toyota 65 2 8 BS  Engine
14 22  Takuma Sato (JPN) Aguri 65 2 19 BS  +5 Laps
- 1  Fernando Alonso (ESP) Renault 51 2 15 MI  Mechanical
- 3  Kimi Räikkönen (FIN) McLaren 25 1 1 MI  Accident
- 20  Vitantonio Liuzzi (ITA) Toro Rosso 25 1 17 MI  Accident
- 10  Nico Rosberg (GER) Williams 19 0 18 BS  Electrical
- 2  Giancarlo Fisichella (ITA) Renault 18 0 7 MI  Spin
- 15  Christian Klien (AUT) Red Bull 6 0 13 MI  Spin
- 9  Mark Webber (AUS) Williams 1 0 5 BS  Accident
- 23  Sakon Yamamoto (JPN) Aguri 0 0 21 BS  Engine
 [Fastest Lap] Felipe Massa (BRA), 1:23.516, Lap 65

[レース・暫定レビュー]  天候:くもり一時雨  路面:wet→dry  気温:18〜21℃  路面温度:20〜29〜27℃

1. フェラーリの作戦,失敗に終わる

 ミハエルは残り24周をスタンダードウェットタイヤで走り,2位を守り切る作戦に出たが,これは誰もが失敗を予想し,実際に最悪の結末を迎えた。フェラーリは概してこういう状況(チャンピオンシップを考えた上で+アロンソがリタイアした上で)のときは確実な選択を取るものだが,あまりにも危険な賭けに出すぎた。アロンソがリタイアしたからこそ,この作戦を敢行したとも取れるが・・・
 スタンダードウェットタイヤでは1分27〜28秒が限界であり,ミハエルはその限界付近で走ってはいたが,残り10周は明らかに厳しかった。各車ドライに履き替える頃(残り15周前後),ドライタイヤだと1分25〜26秒を簡単にマークでき(マッサに至ってはファステストラップを記録して1分23秒台),あっという間に追いつかれた。ドライタイヤとウェットタイヤではコーナリングスピードとトラクションに差があり過ぎ,さすがにトップスピードが伸びるミハエル・フェラーリでも抑えきるのは至難の業だった。
 ラルフとマッサがピットインしてドライタイヤに交換していてペースを確認するのに十分な時間があったにもかかわらず,リスキーな判断を下したフェラーリ首脳陣が情けない。結果的には,コンサバティブなのはタイヤを換えることで,アグレッシブなのはタイヤを換えないことだったといえるだろう。
 ミハエルがピットに入ってタイヤ交換をしていたとすると,デ・ラ・ロサのあとの3位は確実だっただろう。デ・ラ・ロサもドライではハイペースだったので,オーバーテイクは厳しかったかもしれないが,それでも3位だったのだから,6ポイントを失ったのは残念だったのかもしれない。
 ミハエル・フェラーリは1戦をほぼ無駄に消化して終わり,アロンソ・ルノー勢が1レース少なくなった分だけ少し得をしたレースだったといえる。

2. アロンソも運がついていなかった

 MIのスタンダードウェットタイヤとマシンのマッチングが完璧だったことから,レース開始直後からすぐに表彰台圏内まで順位を押し上げて,一時はレースリーダーまで追い詰めていた。これは雨が降ったからこそ,ここまで成し遂げられたわけで,この点は運が見方をしたが,ピットストップでクルーのミスでタイヤが正しく固定されておらず,リタイアという結果になってしまった。
 ルノーのピットクルーにしては珍しいミスで,大事なときにミスを出してしまい,後味は悪い。


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