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Round 12  ドイツGP,ホッケンハイム
Grand Prix of Germany, Hockenheim
2006/07/28 (Fri) - 2006/07/30 (Sun)

▼レース結果(Race Result)
Pos No.  Driver (Nat) Team Lap Pit Grid Tyre  Time / Retire
1 5  Michael Schumacher (GER) Ferrari 67 2 2 BS  1:27:51.693
2 6  Felipe Massa (BRA) Ferrari 67 2 3 BS  +0.7 secs
3 3  Kimi Räikkönen (FIN) McLaren 67 3 1 MI  +13.2 secs
4 12  Jenson Button (GBR) Honda 67 2 4 MI  +18.8 secs
5 1  Fernando Alonso (ESP) Renault 67 2 7 MI  +23.7 secs
6 2  Giancarlo Fisichella (ITA) Renault 67 2 5 MI  +24.8 secs
7 8  Jarno Trulli (ITA) Toyota 67 2 20 BS  +26.5 secs
8 15  Christian Klien (AUT) Red Bull 67 2 12 MI  +48.1 secs
9 7  Ralf Schumacher (GER) Toyota 67 4 8 BS  +60.3 secs
10 20  Vitantonio Liuzzi (ITA) Toro Rosso 66 2 16 MI  +1 Lap
11 14  David Coulthard (GBR) Red Bull 66 2 10 MI  +1 Lap
12 21  Scott Speed (USA) Toro Rosso 66 2 19 MI  +1 Lap
DQ 19  Christijan Albers (NED) Midland 66 2 21 BS  +1 Lap
DQ 18  Tiago Monteiro (POR) Midland 65 3 18 BS  +2 Laps
- 9  Mark Webber (AUS) Williams 59 3 11 BS  Water leak
- 22  Takuma Sato (JPN) Aguri 38 2 17 BS  Gearbox
- 17  Jacques Villeneuve (CDN) BMW 30 1 13 MI  Accident
- 11  Rubens Barrichello (BRA) Honda 18 1 6 MI  Engine
- 16  Nick Heidfeld (GER) BMW 9 2 15 MI  Brakes
- 4  Pedro de la Rosa (ESP) McLaren 2 0 9 MI  Fuel pump
- 23  Sakon Yamamoto (JPN) Aguri 1 1 22 BS  Driveshaft
- 10  Nico Rosberg (GER) Williams 0 0 14 BS  Accident
 [Fastest Lap] Michael Schumacher (GER), 1:16.357, Lap 17
 Note: Both Midland cars disqualified for running with flexible rear wings.

[レース・レビュー]  天候:晴れ  路面:dry  気温:33℃  路面温度:48〜51〜49℃

1. フェラーリ圧勝,BS100勝達成

 アメリカGP,フランスGPに引き続いてミハエル・シューマッハが勝利を飾った。ここ3戦,BSのパフォーマンスが好調なので,フェラーリとのコラボレーションに磨きがかかっている。特にこのドイツGPではフリープラクティスが始まった時点で圧倒的な差があった。MI勢は3スティントの中で少なくとも1回はブリスターを経験しており,タイヤの安定性,一貫性に欠けていたが,BS勢はかなり安定している上に高いグリップ力を持っていた。そのため,コーナーの立ち上がりがスムーズで次のストレートでスリップに入りやすかったといえる(トヨタ勢,ウェーバー)。ファステストラップタイムでも上位6台のうち,5台がBS勢を占めていることからもポテンシャルが高いことを示している。フェラーリは相当ソフトなタイヤを用いていたが,3ストップではなく2ストップということで,かなりうまく使いこなしていることになる。逆にトヨタはハードタイヤで安定性重視だった。

2. ルノーはMI最速じゃないことが問題

 このコースではルノーが用いたタイヤとホンダが用いたタイヤは構造は違うものの,コンパウンドは同じものを用いていた。ともにブリスターを経験しているが,ホンダのレースペースは確実にルノーのそれを上回っていた。マスダンパーの一時的な禁止により,コーナリング時に重心が後ろ寄りになり,リアタイヤの安定性・磨耗性に影響が出たと考えられる。それによって,ルノーはホンダに先行されたと考えられる。逆に言えば,各チームの使っていたマスダンパーに比べ,ルノーのマスダンパーは格段に性能が上だったと言える。また,マクラーレンもブリスターを経験したが,それでも大きな差をつけられた。単純にこのGPではルノーがタイヤ選択を誤っただけなのかもしれないが,次戦ハンガリーGPではマスダンパーが使用可能となるので,再びMI勢でトップに返り咲く可能性は十分にある。もし,このままトップをマクラーレンに渡したままなら,タイトルはどちらも相当厳しい。

3. 悪くはないSA06

 SA06のシェイクダウンとなったドイツGP。セットアップもままならない中で,モンテイロと同じペース以上で走れていた点については評価できると思う。真にミッドランドを倒すには,アルバースのほうが速いので,彼を抜かねばならないだろう。ミッドランドも徐々に力をつけてきているので,追いつくのも厳しくなってきている。今回は,新車なので初期トラブルはどうしても仕方ないので,リタイアも止むを得ないが,フロントまわりを改善したSA06が登場するトルコGPに注目したい。


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