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Round 11  フランスGP,マニクール
Grand Prix of France, Magny-Cours
2006/07/14 (Fri) - 2006/07/16 (Sun)

▼レース結果(Race Result)
Pos No.  Driver (Nat) Team Lap Pit Grid Tyre  Time / Retire
1 5  Michael Schumacher (GER) Ferrari 70 3 1 BS  1:32:07.803
2 1  Fernando Alonso (ESP) Renault 70 2 3 MI  +10.1 secs
3 6  Felipe Massa (BRA) Ferrari 70 3 2 BS  +22.5 secs
4 7  Ralf Schumacher (GER) Toyota 70 2 5 BS  +27.2 secs
5 3  Kimi Räikkönen (FIN) McLaren 70 3 6 MI  +33.0 secs
6 2  Giancarlo Fisichella (ITA) Renault 70 2 7 MI  +45.2 secs
7 4  Pedro de la Rosa (ESP) McLaren 70 3 8 MI  +49.4 secs
8 16  Nick Heidfeld (GER) BMW 69 2 11 MI  +1 Lap
9 14  David Coulthard (GBR) Red Bull 69 2 9 MI  +1 Lap
10 21  Scott Speed (USA) Toro Rosso 69 2 14 MI  +1 Lap
11 17  Jacques Villeneuve (CDN) BMW 69 2 16 MI  +1 Lap
12 15  Christian Klien (AUT) Red Bull 69 2 12 MI  +1 Lap
13 20  Vitantonio Liuzzi (ITA) Toro Rosso 69 2 22 MI  +1 Lap
14 10  Nico Rosberg (GER) Williams 68 3 19 BS  +2 Laps
15 19  Christijan Albers (NED) Midland 68 2 15 BS  +2 Laps
16 23  Franck Montagny (FRA) Aguri 67 3 20 BS  +3 Laps
- 12  Jenson Button (GBR) Honda 61 3 17 MI  Technical
- 9  Mark Webber (AUS) Williams 53 5 10 BS  Wheel rim
- 8  Jarno Trulli (ITA) Toyota 39 3 4 BS  Brakes
- 11  Rubens Barrichello (BRA) Honda 18 0 13 MI  Engine
- 18  Tiago Monteiro (POR) Midland 11 1 18 BS  Mechanical
- 22  Takuma Sato (JPN) Aguri 0 0 21 BS  Transmission
 [Fastest Lap] Michael Schumacher (GER), 1:17.111, Lap 46

[レース・レビュー]  天候:晴れ  路面:dry  気温:34〜36℃  路面温度:51〜56℃

1. フェラーリ&トヨタ,BSのおかげでよいパフォーマンスを見せる

 フェラーリ勢はアグレッシブな3ストップ作戦,トヨタ勢は2ストップ作戦を選択した。フェラーリが用いたのはかなり軟らかめのタイヤで1周の速さは予選で証明されていたが,レースペースでも高温の中,十分にパフォーマンスしていた。また,トヨタが用いたのはフェラーリよりは硬いと思われるが,予選もよいパフォーマンスを示し,レースでもかなり安定性が高くラップタイムの落ちがあまりなかった。
 ミハエルは常に17秒台のラップを刻み終始安定した走りでマッサ以下を全く寄せ付けることなくトップを快走。マッサは第1, 2スティントは17秒台で走っていたが,それ以降ペースが伸び悩み,2ストップ作戦に切り替えたアロンソに出し抜かれた。フェラーリとしてはマッサが鍵を握っているだけにマッサのレース中での安定性がポイントとなる。(ファステストラップタイムはフェラーリ1-2なので,1発の速さについてはマッサは申し分なし。)
 トヨタ勢もピットストップでのトラブルがなければ,ラルフは表彰台の可能性も十分にあり,トゥルーリについてはブレーキトラブルさえなければアロンソまで抜けていた可能性もあったぐらいで,かなりレースペースは安定していたし速かった。あとは信頼性の問題さえ解決できれば,トップ3からトップ4になり得る。(ファステストラップタイムはマクラーレン勢が3ストップ作戦を選んだだめ,フェラーリに次ぐ3-4だが,今回だけを取り出せばレースペースはマクラーレンより若干速かった。)
 ここ数戦,BSのほうが予選もレースもややアドバンテージがあるように見られるので,このまま頑張ってほしい。

2. MI勢,地元で敗北

 アロンソもフレキシブル2ストップ作戦で,マッサの1台を抜くのがやっとだった。レースペースもミハエルには及ばず,1周目でマッサを抜かしていたとしてもミハエルには挑戦できなかっただろう。フィジケラがまたいつもの調子に戻ってしまい,6番手と平凡な結果に終わってしまった。マクラーレン勢は珍しくアグレッシブな作戦に出たのが驚きだった。レースではペースはそれほど悪くはなかったが,予選で2ストップのトヨタ勢に抜かれていたことが最大の敗因であるといえる。(1発の速さはレースのファステストがよかっただけに,予選での失敗がいまいち分かりにくい。)
 ホンダはかなりの悪循環モードに入ってしまったようである。レースペース改善で少し速くなったものの,予選ではすさまじく遅く,おまけに信頼性まで失い,何一ついいところがないグランプリだった。このままだとコンストラクターズ4位がトヨタに奪われてしまう。しかし,これだけの悪循環だと今後まだまだこのような週末になると思う。


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