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Round 4 サンマリノGP,イモラ |
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Grand Prix of San Marino, Imola |
2006/04/21 (Fri) - 2006/04/23 (Sun) |
▼レース結果(Race Result) |
Pos |
No. |
Driver (Nat) |
Team |
Lap |
Pit |
Grid |
Tyre |
Time / Retire |
1 |
5 |
Michael Schumacher (GER) |
Ferrari |
62 |
2 |
1 |
BS |
1:31:06.486 |
2 |
1 |
Fernando Alonso (ESP) |
Renault |
62 |
2 |
5 |
MI |
+2.0 secs |
3 |
4 |
Juan Pablo Montoya (COL) |
McLaren |
62 |
2 |
7 |
MI |
+15.8 secs |
4 |
6 |
Felipe Massa (BRA) |
Ferrari |
62 |
2 |
4 |
BS |
+17.0 secs |
5 |
3 |
Kimi Räikkönen (FIN) |
McLaren |
62 |
2 |
8 |
MI |
+17.5 secs |
6 |
9 |
Mark Webber (AUS) |
Williams |
62 |
2 |
10 |
BS |
+37.7 secs |
7 |
12 |
Jenson Button (GBR) |
Honda |
62 |
3 |
2 |
MI |
+39.6 secs |
8 |
2 |
Giancarlo Fisichella (ITA) |
Renault |
62 |
2 |
11 |
MI |
+40.2 secs |
9 |
7 |
Ralf Schumacher (GER) |
Toyota |
62 |
3 |
6 |
BS |
+45.5 secs |
10 |
11 |
Rubens Barrichello (BRA) |
Honda |
62 |
2 |
3 |
MI |
+77.8 secs |
11 |
10 |
Nico Rosberg (GER) |
Williams |
62 |
2 |
13 |
BS |
+79.6 secs |
12 |
17 |
Jacques Villeneuve (CDN) |
BMW |
62 |
2 |
12 |
MI |
+82.3 secs |
13 |
16 |
Nick Heidfeld (GER) |
BMW |
61 |
2 |
15 |
MI |
+1 Lap |
14 |
20 |
Vitantonio Liuzzi (ITA) |
Toro Rosso |
61 |
2 |
16 |
MI |
+1 Lap |
15 |
21 |
Scott Speed (USA) |
Toro Rosso |
61 |
2 |
18 |
MI |
+1 Lap |
16 |
18 |
Tiago Monteiro (POR) |
Midland |
60 |
2 |
19 |
BS |
+2 Laps |
- |
14 |
David Coulthard (GBR) |
Red Bull |
47 |
3 |
14 |
MI |
Driveshaft |
- |
22 |
Takuma Sato (JPN) |
Aguri |
44 |
2 |
21 |
BS |
+18 Laps |
- |
15 |
Christian Klien (AUT) |
Red Bull |
40 |
2 |
17 |
MI |
Hydraulics |
- |
23 |
Yuji Ide (JPN) |
Aguri |
33 |
2 |
22 |
BS |
+29 Laps |
- |
8 |
Jarno Trulli (ITA) |
Toyota |
5 |
1 |
9 |
BS |
Steering |
- |
19 |
Christijan Albers (NED) |
Midland |
0 |
0 |
20 |
BS |
Accident |
[Fastest Lap] Fernando Alonso (ESP), 1:24.569, Lap 23 |
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[レース・レビュー] 天候:晴れ 路面:ドライ 気温:27〜29℃ 路面温度:43〜44℃
1. フェラーリの戦略勝ち
第1スティントはミハエルはとにかくマージンを築き,マッサはアロンソを押さえ込むというそれぞれの立場におかれた仕事をした。マッサはこのときからモントーヤを意識はしていたと思うが,第1スティントでは3位が取れるだけの速さで走っていた。しかし,第2スティントでは状況が一転し,アロンソはマッサを抜くとミハエルに猛追した。追いつかれるまではミハエルは必死に逃げていたと思うが,追いつかれてからはミハエルがペースをコントロールし,余裕を持っていた。
アロンソ(というよりもルノーが勝負に出た)がしびれを切らせて,2回目のピットストップを先に仕掛けるも,ミハエルがその次の周で速いタイムを刻み,次の周にピットインして前で復帰した。これはフェラーリの戦略&ミハエルの腕の上手さであると思う。
2. 予選はやはり大事
マクラーレン勢の7位,8位からのスタートではやはり表彰台が限界であることが露呈した。バックマーカーにつかまってしまい,思うようなペースで走れないことがやはり原因となっている。モントーヤの2回目のピットストップでマッサをかわすことはできても,ミハエルまで13秒もあれば優勝は不可能となる。レース戦略は悪くないが,いいともいえないマクラーレン。
ルノー勢は,アロンソが3ストップのホンダをかわしてうまく順位を上げるも,フィジケラはバックマーカーにつかまり終始思うような走りができず後方からのスタートでは多くは期待できなかった。
3. ホンダ&トヨタ,3ストップ作戦も…
レースが始まってからセーフティカーが3周ぐらい入ったので,バトンはマージンを思うほどつくることができず,ピットストップの2度のミスによって,2ポイントを持ち帰るにとどまった。うまくいっていれば,モントーヤの前でフィニッシュできたかどうかだろう。ホンダはまだまだ全体的なペースがフェラーリ,ルノーに及んでいない。
トヨタはラルフが3ストップだったが,バトン同様うまく機能しなかった。トゥルーリが2ストップだったか,3ストップだったかは分からないが,おそらく3ストップだったのではないだろうか。
4. タイヤの争いはほぼ互角か
サンマリノGPを見る限りでは,BS,MIともにほぼ互角の戦いを演じているように感じられた。路面温度が予想より高かったにもかかわらずタレの具合もそう変わらなかったが,コーナーの立ち上がりはBSが一歩前に出ていたかといった感じ。BSにとってサンマリノという特別なサーキットなので,ほんの少し有利だったかもしれない。今後のGPでは力のバランスがどのようになるか注目である。特にモナコあたりが注目か。(ここ最近,MIがずっと勝っている)
5. これまでの4戦でのグループ分けは…
人によっていろいろ見方・分析も異なると思うので,一概には言えないが,個人的には次のように分類されると思う。上位グループは優勝可能チーム,中位グループは表彰台可能チームとした。
・上位グループ…ルノー,マクラーレン,フェラーリ
・中位グループ…ホンダ,ウィリアムズ,トヨタ,BMW
・下位グループ…レッドブル,トロ・ロッソ,ミッドランド,スーパーアグリ
みなさんはどのように分析されるでしょうか?
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