H22.4.1


「女々しい」
男に使う言葉。女にメメシイなどとは言わない。

仕事。車で移動中に。

先輩「女は昔の男の事を嫌いになれるらしいな」

俺「…僕なんか昔好きだった女の子がみんな思い出の中で綺麗なままですがね(;_;)」

先輩「俺なんかいまだに中学時代に片想いやった娘、夢に出てくるで(^。^)y-~」

俺「あっ、なんか凄くわかります(^^)」

先輩「夜中に夢が覚めて飛び起きてな。そこからネットで、mi○yで。その娘を探すんや。けど何も見つからん…(-.-)」

俺「…」

家に帰るなり、やる事はひとつである。PCを起動。カタカタ…

順番に色んな女の名前を検索。

ある時の彼女「マキ」

…同性同名?大学も一緒って、まさか(・・;)

某大学の教授のHPかブログか。まだ俺達が出逢う前の、卒業式の彼女が。羽織ハカマ、髪をアップにして…。
思わずフラッシュバック(またか)〓何も知らない笑顔のフォトグラフ〜〓シーリブズィ・ン・マイ・メモリー(中略)

動物の好きな優しい彼女だった。某大学卒というブランドも彼女の知的さにさらに花を添え、小さくても元気に街中を一緒に歩き回った。真っ直ぐな瞳、華奢ながら真っ直ぐに通った鼻筋、上品に、そして意志の強さを表したような口元…

〓言わなかった〜アイ・ミス・ユー〓シーリブズィ・ン・マイ・メモリー〓だからもう忘れるさ〜〓

思わず熱い涙が頬を伝った(T_T)

彼女の最後の言葉。
「最後まで勝手な女でごめんなさい…。貴方の事、一生忘れません…」

振られたあの日はたいした事なかった。次々と女に振られ過ぎて痛みすら次の恋のチャンスくらいにしか思ってなかったあの頃。直ぐにユカという彼女も出来た。

今更になって、もう死ぬほど酒を飲んだ。ってか今この瞬間も飲んでる(爆)

あぁ男って女々しいなぁ。あぁ俺って女々しいなぁ。酒を飲むか。そういえばユカは…
ネットで調べようとしてる俺。誰か止めてくれ〜(>_<)
目を閉じたら、光の中で彼女達が笑っている。本当に目映い、真っ白な光の中で…



もはや言葉はいりません・・・( ̄  ̄;)




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