増幅度

図-1
 図-1は一般的なトランジスタの増幅回路であるエミッタ接地の基本的な回路図である。
 vi は入力信号で交流電圧。
 vo は出力信号で交流電圧。
 Ii は入力電流(交流)
 Io は出力電流(交流)
 IB はベース電流。
 IC はコレクタ電流。
 IE はエミッタ電流。
(脈流は、交流のようにマイナスにはならないが、電圧が変化するような信号、交流を直流電圧で底上げしたらこうなる。)
 VBB は入力信号の電位を引き上げるためのバイアス電圧。
 VBE はベース・エミッタ間電圧で、この電圧が一般的には0.6V以上無ければ、出力波形の一部が欠ける。
 VCC はコレクタ電流を流すために必要な電源。
増幅度
 
 
 

電流増幅率
  エミッタ接地回路では、コレクタ電流 IC とベース電流 IB の比を電流増幅率といい、 で表す。  
  は直流の電流増幅率をあらわし、交流信号のみで考えた場合の電流増幅率はで表し、「β」と書く場合もあるので覚えていてください。
 
以下作成中