オームの法則

電圧・電流・抵抗値の計算をするために、オームの法則を覚えよう。

E=電圧(V) ・ I=電流(A) ・ R=抵抗(Ω)

基本公式を知っていればあとはオームの法則を応用して問題を解いていくことが可能です。

 中学の時、理科の先生がオームの法則を覚えるのに左のような図を書いて”Vサイン見て、あっと(A)驚くオウム(Ω)ちゃん。” と覚えたら分かりやすいと教えてくれました。

 上の公式を覚えるのが面倒だったら左図(てんとう虫?)を覚えておけば良いですよ。
  と言うのがすぐに頭に浮かんできますよ

 オームの法則が分かれば電力の計算もしてみましょう。
 電力(P)は P = IE (電流×電圧)で求めることができ、単位は「W(ワット)」で表します。

 では、出題で抵抗値と電流は出てるんだけど電圧が出てない場合や、抵抗値と電圧は出てるんだけど電流が出ていないといった場合などはどうしましょう。

 上記のオームの法則に割り当てれば電力の求め方も式を変形することが可能ですね。
                        
練習問題


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   は電池で長いほうが「プラス」、は豆電球をあらわします。

 上図のような回路があったとき、電池(電源)の電圧が「12V(ボルト)」、豆電球の抵抗値が「120Ω(オーム)」であったとき、回路を流れる電流は「何A(アンペア)」か?
 また、そのときの消費電力は「何W(ワット)」か?
 ただし、電池の内部抵抗および線路の抵抗は無視するものとする。

回路を流れる電流を求めるためには、オームの法則の下の式を使う。

I=ER   I=E/R   I=R/E  

式に、電圧と抵抗値の値を代入して計算すると、答えは。

1440A(アンペア)   0.1A(アンペア)   10A(アンペア)  

電流を求めることができたので、消費電力は以下のようになる。

1.2W(ワット)   17280W(ワット)   120W(ワット)  

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