熊野三山とは熊野本宮大社・熊野那智大社・熊野速玉大社の3つの神社のことで、熊野三山にお参りするための道が 熊野古道です。まず、皇族や貴族たちが熊野を詣で、時が経つにつれて庶民たちにも広がり、江戸時代には蟻の熊野詣 とまで言われるほどのブームとなりました。
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織田信長の焼き討ちに遭いましたが、豊臣秀吉によって再興されました。ここにたどり着くまでには、なが〜い階段を上りきりました。
熊野信仰の中心地であり、全国にある熊野神社の総本宮であります。初詣に訪れる観光客がたくさんいて、年明けの午前2時頃に 行っても観光バスでごった返していました。また、明治22年の大洪水まで熊野本宮大社があった大斎原には、日本一大きな鳥居 が建っています。夜はライトアップされていて、あまりの大きさに少し不気味にさえ思えました。
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那智の滝は日本一の滝で、高さ133メートル、毎秒1トンの水が流れ落ちており、熊野那智大社の別宮である飛龍神社のご神体であります。 滝が落下しているすぐ近くまで行くことができ、すさまじい水の勢いと、轟音に圧倒されます。ここの滝に打たれて修行しようという人はまず いないでしょう。痛すぎます。那智の滝は何かと話題が多く、しめ縄の張替えや、那智の火祭り、そして冬の冷え込みで滝が凍りついたときなどは、 ニュースでも紹介されています。
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青願渡寺は、西国三十三所の第一番札所で、三重塔と那智の滝のツーショットは一度は目にしたことがあると思います。