携帯初の定額制データ通信（ＰＣ接続）を始めたイー・モバイル。
月額５９８０円で最大７．２Ｍｂｐｓでの高速モバイル通信が可能です。
（料金プランによっては、月１０００円から上限４９８０円）
今までパソコンでモバイル通信と言えば、ウィルコムか日本通信が主流だった分けですが
速度が遅いのが難点でした。
最大で７．２Ｍですが、１Ｍ程度の速度が出れば快適なネットサーフィンが可能ですよね。
私の場合は、「日本通信のb-mobile hours」を使用していたのですが、実用的でない遅さに
耐えられず、ＥＭ・ＯＮＥを購入しました。
２年契約で、本体価格は３万９８００円。（開業当初の価格：現在は条件付きで格安販売中）
人口カバー率は８１％（２００８年４月）。 地方都市でも使えるようになっています。
問題の速度ですが、屋外では１．５−２Ｍ程度の高速通信が可能でした。
理論上は、加入者数の増加と共に速度が落ちてくる様です。
屋内は電波が届きにくく、圏外になる事も多いのですが８００〜１Ｍ程度の速度がでました。
いくつかの速度測定サイトで比較済み。ＢＮＲだけは、極端に遅い速度が出ました。(350k程度）
ＥＭ本体のアンテナ表示は参考にならない位悪く、圏外表示でも通信できる事がよくありました。
本体の画像処理能力はイマイチで、動画はコマ送りみたいな表示になり実用的ではありません。
付属ＵＳＢケーブルでパソコンに接続し、モデムとして使用する事も可能です。
ＥＭ本体では無理だった動画も、快適に見られます。 偶にカクカクする事も有りましたが・・・。
・電池の持ち具合
１．インターネットラジオに接続し、聞こえる程度に音量を上げました。
５０分経過で電池残量表示が２／３
１時間１４分で１／３
１時間３７分で０／３
１時間４１分で「バッテリー残量警告」表示
１時間４３分で電源ｏｆｆ
２．パソコンに接続し、動画サイトを見続けました。
４８分経過で電池残量表示が２／３
１時間１１分で１／３
１時間３９分で０／３
１時間４５分で電源ｏｆｆ
フルに使うと電池は持ちません。
偶にネットサーフィンする程度であれば、電池が１個減る程度で一日持ちますが
よく使う場合は、予備の電池を買われた方が良いでしょう。
パソコンに接続して使用する場合は、充電しながら通信するケーブルが（株）ミヤビックスから
販売されていますのでお勧めです。 （９８０円）
現実的な利用法
３大都市圏でモバイルされる方は、通常はＥＭをメインとして使用。
出張・圏外に備え、日本通信のb-mobile hours 価格は２万９８００円（１５０時間 ６００日以内）を購入する。
経費 ＥＭ スーパーデータプラン 月１０００円〜上限４９８０円（「新にねん」プラン）
b-mobile hours 月当たり１４９０円（１日当たり、１５分程度使用の場合）
計２４９０円〜上限７４７０円
ウィルコムのつなぎ放題４ｘ（最大２０４ｋ）が、月９７６５円（プロバイダ−料金別）ですので、メールと偶にネットサーフィン程度で
あれば、上記の方法で対応出来るのではないでしょうか？
偶にしか出張が無いのであれば、ＥＭも前払い式の「ＥＭチャージ」を利用すれば、パケット課金（６３円／ＭＢ）もしくは
一日定額（６３０円）等の低価格で利用する事も可能です。 残高有効期間９０日 対応機種：データカード端末
チャージ金額は ２０００円 ３１５０円 ５２５０円から選択できます。（平成２０年現在）
ＥＭの利点
定額料金で高速通信（現状１．５Ｍ程度）が可能。
パソコンに接続しても追加料金なし。 又、プロバイダー料金込み
新幹線でも使えます。
欠点
エリアが狭い（全国展開予定）
基地局数が少ない為、建物の内部では圏外になる可能性がある。
契約者数の増加に伴い速度低下が予想される。
接続失敗＆いつの間にか切断されている事が多い。
名義変更不可 解約すると、端末機能に制限有り。
ウィルコムの利点
全国展開済み（但し、田舎では使えない事も・・・・）
Ｗ−ＯＡＭ対応エリア拡大中（最大４０８ｋｂｐｓ）
欠点
・基本料金が高額 最大速度の８Ｘ（４０８ｋ）の場合、月額料金が１万２９１５円
・プロバイダ−料金が別途必要。 ウイルコムが提供する接続サービスＰＲＩＮだと、１分５．２５円
日本通信の利点
ウィルコムの回線を使用しており、エリアが同じ
プリペイド方式なので、使わない月が数ヶ月続いても損をしない。
誤接続の心配がない
プロバイダ料金込みなので、追加費用がない。
身分証不要で誰でも購入が可能である。
欠点
・ウィルコムに比べ速度が遅い。
メール専用端末としては良いが、気軽にネットサーフィンが出来る速度とは言い難い。
・高速化を使うと画像がモザイクの様になってしまう。
＊高速化は数段階のレベル設定が出来るようになっています。
圧縮率を上げるほど、画質は荒くなります。
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管理人個人の意見であり、同様なスピード感が得られるとは限りませんのでご注意下さい。