上余部 K邸倉庫シャッター解体及び木製扉取り付け工事

シャッターが、錆つきの為に写真の位置までしか開かなくなってしまったので、木製の扉に変えて欲しいとの依頼がありました。

木製建具の製作

まず、材料を骨組みの寸法に製材しました。骨組みは、外枠の4本と中桟3本の合計7本です。写真では分かりにくいですが、すでに、ほぞ、ほぞ穴、小穴などの加工済みです。

製材した7本を組み合わせた後に、杉板を貼って行きます。

工事の過程としては、まず自宅作業場にて、2枚の木製扉(開き戸、引き戸)を製作しておきます。その後、現場にてシャッターを解体した後に一気に木製扉を取り付けます。こうすることによって、現場での作業時間の短縮になる他、工事期間中の現場の戸締りもできます。

現場での取り付け

上のように組み立てた扉と、同様に製作した引き戸を現場に取り付けます。

引き戸を取り付けました。
右側にスライドします。

左側に開き戸も取り付け、完成です。これで、人が出入りするだけの時は、左側の開き戸から簡単に出入りができ、車などを入れる時は、両方の扉を開きます。

雨天時の扉の開閉の為に、ひさしも取付けて欲しいとの依頼があり、取り付けました。写真では、右側の引き戸を若干スライドさせています。

ひさしの取り付け

トップページにもどる