@陶芸用の粘土をよく練ります。 A練った粘土で直径5〜7oの「中玉(珠)」を作って乾燥しておきます。 B乾燥した「中玉」を、半紙かティッシュペーパーで包んで、作ろうとする土鈴よりやや小さい 「紙の球」を作ります。 Cよく練った粘土を押しならして厚みが均等な3o位の「土の板」を作ります。 D「土の板」で「紙の球」を慎重に包んで「鈴の玉(外殻)」を作ります。厚さが均等でないと良 い音色がでません。 E「鈴の玉」の一部に、少し粘土を付けて「鐶」を作ります。 F「鐶」の反対側に「鈴口(孔)」を切り込みます。 G形を整えて成形が終われば「素地」の完成です。 H「素地」を半日陰干しの後、2〜3日天日乾燥します。 I火起しに「素地」を入れ、素焼きの植木鉢で蓋をします。 Jガスコンロで最初は弱火で20分ほど温めて土の水分を取ります。充分に温 まったら中 火で30分ほど焼きます。 K次に強火で3時間ほどかけて焼き上げます。 L焼き上がれば火を止めて、時間をかけて自然に冷やします。 M充分に冷めたら絵の具で、まず全体に彩色した後、絵付けをします。 N「鐶」に「紐」をとおして土鈴の完成です。 |
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図版は、「月刊・くらしのパスポートニュース冬の臨時増刊号〜昭和54年11月10日発行」から引用させて頂きました。 |