ともの黄帯

 ともが少林寺拳法に通って半年がたちました。

そして昇級試験を受ける事になりました。筆記試験と実技試験があるそうです。

筆記試験は作文で、これは家で書くのでそこそこ出来たようです。

実技試験は型を披露するのですが、恥ずかしがり屋のともは、みんなの

前で型の練習をしたがりません。結局、ぜんぜん練習をしないまま、試験を受けたようです。

試験を受けた次の週、練習が終わって迎えに行くと、他の子たちがお父さんやお母さんに

黄帯を自慢げに見せています。でも、ともは何も言いません。

「これは、だめだった見たいだな」と思い、何も言わないことにしました。

そして家に帰ると、かばんから「ジャン」と黄帯を出して見せるではありませんか。

ちゃんと無事受かったようです。良かったね。とも。

  

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