マスコミ報道を見た青年部員から「福井県以外にも被災地はたくさんある。行くべきではないか」との声があがり、緊急会議をひらき全員一致で実施を決定し、目的地を徳島県
に決定しました。しかし、現地では道路等の被害が大きく復旧のめどが立たないことから、愛媛県新居浜市に目的地を変更しました。
当日は急な決定にもかかわらず8名の青年部員が参加。早朝5時に本部事務所を出発し、現地には8時30分頃到着しました。到着後は早速被災現場へ向かい、ボランティアセンター係員の指示のもと、堆積した土砂の除去作業を行いました。現地では地元の高校生もボランティアに参加し、スコップや一輪車を手に汗を流していました。日頃は若さで勝負?の青年部員も、さすがに高校生相手では体力の衰えを感じましたが、そこは日頃現場で鍛えたわざと経験で作業をリード、途中、通り雨の影響で一時中断しましたが、予定時間を大幅に延長し、午後3時まで作業を行いました。 地元の住民の方から「兵庫県から来てくれたんですか、ありがたいことです」と大変喜ばれ、青年部員にとっても充実した活動を行うことができました。今回の活動で実行委員長を務めた社会部の荻野良量部長(播磨加古川支部)は、「県内外を問わず今後もボランティア活動を積極的に行っていく」と語っています。
8月7日夜、青年部員10人は車2台に分乗し、高速道路を一路北陸へと向かいました。行き先は福井、局地豪雨に襲われた被災地へのボランティアです。
翌朝、福井市内の町並みはどこにも水害の痕跡はなく、テレビ報道の映像がウソのよでした。市街地から車で30分ほどの山間部、目的地である美山町へと車を走らせると、水田の稲穂、家屋すべてがひどい色に塗りつぶされた光景へと変化しました。
土砂(ヘドロ状態)で埋まった溝の清掃作業を担当、体力には自信のある部員でしたが「たかが溝掃除」と思われた30mの溝掃除に費やした時間は、想像をはるかにオーバーし、汗まみれになりながらメドがついた頃には昼になっていました。炎天下の作業で、適時休憩をとらざるを得ない状況で、普段これほど手間がかかる仕事はなく、澄んだ水が勢いよく流れ出した時の達成感は格別で、「来て良かった」と思える瞬間でもありました。
今回の活動が少しでも被災地の人たちの力になれればと願いつつ、明日からのそれぞれの仕事に戻るため、北陸の地を後にしました。