ダリオ・ダリオ(スカーレットジェム)

ダリオ・ダリオ。
成長してもわずか2〜3センチほどの小型バジス。

なんか、ゲームにでも出てきそうな名前じゃないですか。
やっぱ、この魚は「スカーレットジェム」の方がしっくりきます。
当初バジス・ダリオという名で、ジェムに良く似た小型のバジスがいたんですが、スカーレットジェムのほうがその名前になったようで、混乱しないのかちょっと不安。(そちらはダリオ・ヒスギノンという名になったらしい)
最初に紹介されたときにはその美しさのあまり『インドの泳ぐ赤い宝石』と形容されたほど。
条件さえ整えば、勝手に稚魚が泳いでいたりするくらい繁殖は容易らしいが、一番のネックは売っているメスが少ないこと。
最近はメスも手に入れやすくなったんでしょうか?
この魚のネックはそれだけではなく、人工飼料に餌付きにくいことも。バジスだけにスネールの稚貝でも食べてくれたら助かるのだが?うちではブラインをあげていた。
独特の泳ぎ方をし、ジ〜〜〜と一ヶ所にとどまってホバリングしながら何かを見つめていることが多く、餌取りも、「ジ〜〜〜〜パクッ」って感じなので、混泳だと餌取りに出遅れて喰っぱぐれる可能性大。
うちでは似たようなタイプ&サイズで対照的な色合いのピグミーサンフィッシュと同居させていた。
小型ながら物怖じするタイプではなく、いつも流木の周りをうろうろしながらモスの茂みや砂を眺めていた。きっとその辺に沸いている微生物を探しているんだろうと思う。
こんなに綺麗でかわいいのだが、うちでは2年もたずに死んでしまった。
寿命なのか、はたまた何か原因があったのかはわからないが、サイズが超小型だけにあまり長生きは望めず、寿命もそのくらいなんではないかと思う。
機会があれば是非繁殖までさせてみたい魚だ。

水槽に大量に入れて楽しむ魚ではなく、ほんの数匹をいれて流木まわりでたまにチラッと見える姿を楽しむ・・という感じの魚だと思う。

ブログの方でジェムについて少し書いたのでそちらへのリンクを貼っておく。
興味をもたれたらどうぞ。
ココ と ココ

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