動物愛護・動物の権利擁護関係の本 (英語)

 

Living in Harmony With Animals: Practical Tips from America's #1 Animal Rights Columnist
Carla Bennett (著), Beatrice

世界最大の動物愛護団体、PETAの会報でも連載されている、カーラ・ベネットさんのコラム本。私たちの素直な質問にやさしく答えてくれます。

内容は日常生活に即したものが多く、「家族がベジタリアンを分かってくれない」や「傷ついた野生動物を見つけたのだけど、保護していい?」なども。この相談はティーンネイジャー向けなのでしょうか、英語も分かりやすいですヨ。 イチオシ!

*PETAから購入できますが、アマゾンのほうが送料がかからなくて安いです。 (Viva!から購入すると、著者のサインをお願いすることができます。)

You Can Save the Animals: 251 Ways to Stop Thoughtless Cruelty   Ingrid Newkirk (著)

PETAの設立者、イングリットさんによる、動物を救う251の方法です。読みやすいです。

*この「子供たち版」が日本語に翻訳されています。ALIVEサイトでの購入をおすすめします。

Free the Animals: The Amazing True Story of the Animal Liberation Front
Ingrid Newkirk (著)

PETAの設立者、イングリットさんの本。サスペンスのようで、ぐいぐいひきつけられる本。主人公「バレリー」の心の葛藤と、信念に感動します。英語は難しいですが、なぜか内容にひきつけられて、どんどん読めるので不思議。

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Born to Be Wild: The Livewire Guide to Saving Animals
Juliet Gellatley (著)

いわば、PETAの「動物を救う方法」のイギリス版。(と言ったら失礼か)。著者のジュリエットさんは、イギリスでベジタリアン協会「Viva!」を主宰しています。動物愛護などはもともとイギリスが盛んだったため、ちょっと過激な内容も。

個人的にはイギリスの若い女の子が、お金持ちの毛皮おばさんに「それどうしたの、素敵ね、フェイクじゃないわよね、あんたのせいでミンクが数百頭、間違えて罠にかかったアライグマが数十頭死んだって分かってんの!」と怒鳴っているのを聞いた、という投稿文が頭に残りました。

*Viva!から購入できますが、アマゾンのほうが送料がかからなくて安いです。 (Viva!から購入すると、著者のサインをお願いすることができます。)

Minding Animals: Awareness, Emotions and Heart   
Marc Bekoff / Jane Goodall

4歳の頃から動物だ〜いスキだった先生の書かれた本。現在コロラド州の大学で教鞭をとっているようで、通勤途中にコヨーテやマウンテンライオン、ウサギを見かけるようで羨ましい限りです。大人向けの本ですので少々難しいですが、先生の愛情あふれる文章に感動します。他の本は動物がどう虐待されているかなど、ちょっとクラい事実を述べているのが多いのに比べ、この本は先生の体験、子供とのディスカッションで感動したこと、なども書かれており、“動物愛護”という言葉がイヤな人にも受け入れやすい内容となっています。オススメ!

プレーリードッグには方言があるというコン・スロバチコフ教授のお話も掲載されていましたー。ちなみに、序文を書かれたジェーン・グドールさんは、ボツワナでチンパンジーの研究を30年もしている方です。グドールさんの本は日本語でもいろいろ出ていますので、また読みたいと思います。

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The Souls of Animals    
Gary Kowalski

動物に感情はあるのか?死というものを認識しているか? 愛という感情があるか? などなど。 上のMinding Animalsと同じようですが、こちらはそれぞれの動物にスポットをあてた構成になっています。 本のまとめ方がこちらのほうが読みやすいです。

マウイにいるココというゴリラの話が強烈すぎて、ほかの話はあまり覚えていません。ココはアメリカの手話を覚えて、人間と会話するのですよ。何がほしいか聞いたら猫だって答えて、猫をペットにしていたのだとか。猫が交通事故に遭ったときのココの悲しみなど、動物に感情があるとは思いながらも、この話は驚きました。これからココについての本を読みたいと思います。ちなみに(ココの話ばかりになっちゃいますが)、ココの本名は「花火子(ハナビコ)」と変わった日本語の名前です。

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