※居合とは鞘を素早く外す刀法の一つ

※抜き出しの右肘の働きと鞘手の左肘の連動は抜刀の基本、鞘引きの間は大切な課題 

※継ぎ足を真剣に考える  送り足との比較・刀の振りかぶりの際のちょっとした役割(直伝においては刀を潜る)

※「居合は防御」の認識が抜き出しの柄頭の位置と方向を決める、時間的な間合いも然り 鞘を倒してから抜くのはいかが

※各関節を意識することは大切ですが特に肘・膝を考える、 更に意識の外になりがちな股関節も大切やと思います

※手にした刀の緯回転、経回転を考えろ!防御から攻撃、攻撃から防御の妙、速さの根源


※身体の質量と刀の質量の運動の整合性を求める つまり身体の一部分のように刀を扱えるように稽古すること


 連盟居合では


  ※送り足を考える
 
   打突の瞬間に詰める足
 強力な打撃を担保する ××の穴を締めろ!

  ※目標に正対するを考える 
   打ち終わった瞬間には骨盤と膝、肩は正対。では直前は?
腰の捻りを生かすためにはどうする?

   打つ前に肩が正対する人がいる
 剣道病または竹刀病やね! 竹刀や軽い刀では腰の捻りは理解できないでしょう

  ※撞木足の禁止を考える
 
   近代剣道の特筆すべき発明
やと思います
  
  
  ※振りかぶった切っ先は床と並行より下がらない必然を考える 
   真っ向に振る刀の切っ先の軌跡は横軸に沿った放物線上を逆行する動きに近いのではないか? 
   連盟の会員の多くはこの軌跡を円と捉えているので理解できないのか?
 合理的でない説明をする七段八段がほとんどです
   居合道教本に
左耳の後ろを突くように」と的確な表現があります 参考にして考えましょう 

  ※両つま先を立てるを考える 
   居合道教本の一本目・二本目について正座時の四つの支点を意識する
 
   決して両踵ではありませんよ 踵は簡単ですがつま先を立てるのは的確な指導と稽古が必要

  ※教本の「踏み込み」「踏みかえ」の定義を知る
   教本の11本目の動作にこの定義に反する記述がある。
居合道教本に同じ動作は同じ言葉で表したとあるが定義は無視されたか?
   懇切丁寧に説明しても理解できない範士八段が少なくとも四名 全剣連居合道委員が三名
   私と同時にこの教えを受けた学生居合の出身者の反応が誠に鈍い 既に七段になっている彼らは今の多くの八段の轍を踏むのか