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野々村の現在の使用刀
無銘(江戸前期) 鞘を払って 重さ1245g 長さ75cm 反り7�o
素材が悪いのか鍛えが悪いのか私の指くらいは切れるでしょうがとてつもなく鈍刀です
私にとって刀とはトレーニングジムに備えられた刀法研究用の機器のようなもので長さと重さがすべてです
剣道連盟居合に属していた頃にこの刀の重さを知った同僚からは野々村は力が強いと評されたものですが
とんでもない話で私の手首はどの剣道家の手首よりも細くて一般人と変わりません
腕で道具を支配しようとすると手首は太くなりますよ〜
現代刀 鞘を払って 重さ1000g 長さ75�p 反り18�o
北海道室蘭にてご縁をいただいた刀匠に注文して誂えた一振りです
全日本剣道連盟居合の方々にはこれでも重いといわれました〜
野々村耕二の居合道歴 1950年生まれ
2000年9月より京都府剣道連盟居合道部並びに全日本剣道連居合道部に所属の無双直伝英信流に
連なる団体に入会 (野々村50歳時)
2023年3月をもって大人の刀法、更なる武道的体裁きを求めて上を退会
全日本剣道連盟居合道部に在籍中には気付きを与えて頂いた方は何人かおいでになりましたが師匠と
呼ぶに相応しい武道に関する思想が感じられる人には出会えませんでした。
そんな中私を導いてくれたのは入会時に所持していた刀(1290g73�p)です。
全剣連居合では重すぎて不利だからと言われ長い間封印していたのですが、その刀を扱えるようになった
のは全剣連の「気剣体の一致」の教えを具体的な体捌きの指標として解釈してしまったおかげです。
入会後15年余りも経っていました。退会を果たしたのは更にその7年後です。
在籍した22年間で全剣連居合は私に居合道教本を与えてくれました。剣連居合の基本的な動きが平易な
文で解りやすく表現されています。その解説書を「このようにしなさいではなくこのようになりませんか」
と読むことで私の稽古の方向が示されました。
試行錯誤の日々はとても楽しいもので、伝統的な体裁きに対して全剣連居合の「撞木足(かぎ足)の禁止
や送り足また振りかぶった切っ先は水平より下がらない」の教えは近代刀法の発明とも思えました。
一方無双直伝英信流居合では、諸手・片手の早抜きで連続技の反復練習を積むことにより体重移動と
足首の反転という居合の発生時から今に伝わる体裁きの名残を教えてくれたように思います。
今後は直伝英信流と居合を始めたころに出合った甲野善紀先生の著書から得た体裁きを追求することで
また連盟居合の教本を合理的な視点から探求することで更なる気づきに出会えるものと期待します。
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