左のMRI画像は下位胸椎部に発生した髄膜腫です.卵円形の腫瘍が造影剤により白く描出されています.左が前後からみたところ,右が横からみたところです.脊髄の前方に発生していない限り,比較的容易に摘出できます.
手術で硬膜を開けると,やや赤みを帯びた腫瘍が脊髄を圧迫しているのが認められました.