ルセット名 | 日本名 | 製餡 | |
外国名 | |||
生餡 出来上がり生餡 4.5kg 小豆 3kg 水 適宜 小豆並餡 出来上がり餡 1.8kg 小豆生餡 1000g 白双目糖 600g 水 400ml 小豆粒餡 出来上がり餡 約5kg 小豆 1500g 水 適宜 白双目糖 1800g 白並餡 出来上がり餡 1.8kg 備中生餡 1000g 白双目糖 600g 水 400ml |
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<作り方> | |||
<事前準備> @豆は虫食いや未熟豆を取り除き、よく洗って一晩水に浸けておく。 <生餡> @浸けておいた豆と仕込み水を入れて火にかけ、沸騰すれば、一度差し水をする。再度沸騰すればゆで汁を捨てて(渋切り)新しい水を加えて火にかける。 A豆が鍋の中で踊らないよう、弱火にかけて柔らかくなるまで煮る。蓋をし蒸らし、柔らかくする。 ※小豆が踊ると皮が割れてしまい、中身が出てしまうので注意する。 B製餡機にかけて、豆の皮と呉(小豆の中身)に分ける。水を加えてしばらく置いて沈殿させ、上澄みを捨てる。これをあと2回ほど繰り返す。 C目の細かい布の袋に詰め、よく絞って水気を切る。これが生餡である。 <小豆並餡> @生餡の作り方@〜Aまで同様にして小豆を煮る。 A白双目糖、水を入れて火にかける。沸騰すれば生餡を加え、できるだけかき混ぜる回数を少なく、焦げないように中火で煮詰めていく。 B用いる菓子によって異なるが、すくった餡が山に積もるくらいが目安である。炊き上がった餡は木の板に小分けにして乗せて、冷ます。乾燥しないように保存熟成させる。 <小豆粒餡> @生餡の作り方@〜Aまで同様にして小豆を煮る。 A水気を切り、分量の砂糖を溶かした蜜に一晩浸けておく。 B十分に蜜がしみ込んだら、再び蜜と豆に分け、蜜を1/3位まで煮詰める。煮詰まれば豆を加え、出来るだけ潰さないように混ぜながら煮詰めていく。 <白並餡> @小豆並み餡と同様に炊き上げる。 |
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<備考> 小豆・・・水に浸ける時、浮くもの、キズのある物、形の揃ってないものは取り除く。 大納言・・・豆の皮はやぶれにくい。赤小豆の中では最高級。 白小豆・・・岡山が名産 手亡豆(てほまめ)、隠元豆(いんげんまめ) |
ルセット名 | 日本名 | 薬饅頭 | |
外国名 | |||
約5個分 |
薬饅頭 小麦粉(薄力粉) 50g 上白糖 30g 水 20g イスハタ 1g <中餡> 小豆並餡 1個あたり 40g 製品重量 60g(三ツ種) 皮20g:上がり60g=1:3 |
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<作り方> | |||
薬饅頭 <生地を作る> @水にイスハタを溶かし、上白糖を加えて混ぜる。 A上白糖が溶ければ、ふるった小麦粉を加え、さっくりと混ぜる。 B手粉(薄力粉)の上で生地をもみこんで均一にし、1つ20gに分割する。 <包餡・成型> C20gの生地で40gの餡玉を包餡する。 底に生地が回らない様注意し、丸腰高に整える。 Dへぎの上に乗せて、濡れ布巾を敷いたセイロに並べる。 <蒸す> E強めの蒸気で約8分蒸す。 <仕上げ> F蒸しあがったものはワタシ(またはケーキクーラー)にとって冷ます。 |
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<備考> イスハタについて ・和菓子に使用する膨張剤の一種 重曹(炭酸水素ナトリウム)に、塩化アンモニウム・炭酸水素アンモニウ ム・みょうばん・酒石酸などを調合したもの。 ・製品を白く仕上げる時に適している。 |