製菓実習第11回
ルセット名 日本名 薯蕷饅頭(上用饅頭)
外国名

約4個分
薯蕷饅頭
 つくね芋(摩り下ろし)  15g
 上白糖           30g
 上用粉           20g
 
 手粉            適量
 色素            適量


<中餡>
1個あたり  30g
製品重量  45g(三ツ種)  皮15g:上がり45g=1:3

<作り方>
薯蕷饅頭
<生地を作る>
@つくね芋はよく洗って皮をむき、目の細かい下ろし金ですりおろす。
Aボールに入れてすりこぎですり混ぜながら上白糖を3〜4回に分けて加え、白くふんわりするまでよくすり混ぜる。
B上用粉を加えてAを折りたたむように粉を混ぜ合わせていく。
C粉がすべて混ざれば手粉の上に取る。

<包餡・成型>
@15gの生地で30gの餡玉を包餡する。底に生地が回らないように包み、丸腰高に整える。

<蒸す>
@濡れ布巾を敷いた蒸篭に間隔を空けて並べる。
A強めの蒸気で約8分蒸す。
     ※表面に亀裂が入る時は、酢水を霧吹きでかけてから蒸す。

<仕上げ>
@蒸しあがった物はワタシに取って冷ます。
A焼印や焼する場合は冷めてからすること。
B製品は乾かないように板重に入れて蓋をして保存しておく。
<備考>
ルセット名 日本名 道明寺(関西風桜餅)
外国名

約5個分
道明寺
 
道明寺粉(六つ割)  50g
 グラニュー糖      30g
 水             75g
 
 桜の葉(塩漬け)      適量
 色素
(赤)         適量
 手蜜用シロップ

<中餡>
1個あたり  25g
製品重量  50g(二ツ種)  皮25g:上がり50g=1:2

<作り方>
薯蕷饅頭
<生地を作る>
@鍋に水とグラニュー糖を入れて火にかけ、溶ければ赤の色素で着色する。着色は少しずつ色を加え、好みの色にする。
A沸騰すれば道明寺粉加え、少し透き通ってくれば火から下ろし、濡れ布巾を掛けて蒸らす。

<蒸す>
@強めの蒸気で約8分蒸す。

<包餡・成型>
@生地が蒸せれば少しこねて粘りを出す。
A手蜜をつけながら25g(10等分)に分割して25gの餡玉を包餡し、俵型に整える。

<仕上げ>
@熱が取れれば塩漬けした桜の葉で包む。
 (桜の葉は使用する前に水につけて塩抜きしておく)
<備考>
道明寺粉について
 もち米を良く洗い、一晩水に漬け、蒸して乾かしたもの。熱湯を注ぎ柔ら かくして食用に供す。