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世界の窓

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【 マレーシア・クアラルンプール VOL.3】

KABO女史

 

 

(99/05/31 マレーシアレポートより)

 

◆ 『スター・ウォーズ「エピソード-T」プレミア 』

 
観てきました!待ちに待ったスター・ウォーズ「エピソード-T」プレミア。 日本公開に、1ヵ月以上も(マレーシアの一般の封切り日よりはほんの数日だけお先 に)先駆けて。

スター・ウォーズは父の会社(20世紀フォックス)の映画だったこともあり、昔から 情報はいち早く得ていて、'77の第一作目の封切り時に、もう既にそれが『エピソー ド Wであって、X、Yのあと、T、U、V(続いてZ、[、\)が作られる3×3の9 部作である』ことを知っていたので、最初の3作が終わってからのこの10数年は長 かったです。

今回のプレミアは、自閉症の子どものための寄付を兼ねていて、ひとり最低RM120 (日本円にすると約3,600円ですが、現地の感覚では、12,000円というところで す。)という大枚をはたいての鑑賞でした。映画の感想はさておき(まだまだこれから情報を得る方のためにもここは黙っておき ましょう。)、プレミア・ショーを観る、ということ自体が初めてだったので、それ がとても面白い経験でした。

映画館横のカフェテリアでの「カクテル・パーティー」(飲酒をよしとしないモスリム の国のマレーシアらしく、軽いスナックと、協賛のペプシだけでアルコールなし)の あと、館内(VIPたちの混じったシネマ2とわたしたちのシネマ1の2館での上映でし た。どっちでも選べたのですが、いい席の残っているシネマ1を選んだので、上映まえの関係者の舞台挨拶や、寄付金の授与式などは見ていません。)に進み、いよいよ 映画鑑賞です。館内が暗くなると、「うおーっ!ひゅーひゅー!」という歓声と拍手。

そして、スクリーンに20世紀フォックスのマークが出て、会社のテーマ・ファン ファーレが響くと、また「うおーっ!ひゅーひゅー!」。そして、いよいよ映画が始ま り、あの有名な“A LONG TIME AGO IN A GALAXY FAR, FAR AWAY...”のフレーズが画面に映し出されて3たび「うおーっ!ひゅーひゅー!」。わたしももちろん叫んで来ま した!

しかしその後の観客のマナーは(うしろの小さい白人の女の子が何度も椅子の背を 蹴ってきた以外は)良好で、気持ちよく鑑賞できました。(いつもは携帯電話を鳴ら したり、のみならず大声でそれに答える輩が必ず数人いるのに。)

感じ入ったのは中国語の字幕。(こちらでは、大抵の映画に、マレー語と中国語の2カ国語の字幕が出ます。)名字のスカイウォーカーって「天行者」ですって。これは発 音ではなく、意味でいってます。なかなかいいですね。

長くなりましたが、とり急ぎご報告まで。

写真はカクテル・パーティーで、悪役のダース・モールの衣装を着た人と撮ったものです。