1.LANからインターネット  ・MN128-SOHO/DSUを使う-2(詳細設定)   では具体的な設定方法を説明しよう。なお、ここでは「MN128-SOHO/DSU」  のファームウェアーがバージョン1.2として説明する。これより古いバー  ジョンをお使いの人は以下のURLからダウンロードすることをお勧めする。  私の使用した感じではバージョン1.2はより安定しているからだ。   http://www.bug.co.jp/   「MN128-SOHO/DSU」はWebブラウザで設定できるので、インターネットエ  クスプローラーなどを起動し、「http://192.168.1.1/」にアクセスすると、  「クイック設定」のページが表示される。ここの「接続先の電話番号」に  接続するプロバイダの電話番号、「送信ユーザID」にそのアカウント、  「送信パスワード」にそのパスワードを入力する。「自動接続」はインター  ネット上へのアクセスが発生した場合に自動的に接続するかどうかの設定  である。通常の利用ならば「する」にしておこう。ただし、かなり頻繁に  電話がかかってしまう場合は「しない」に変更し、手動で接続を行おう。  この設定は各自にお任せする。以上の入力が済んだら「設定」ボタンを押  して記憶させよう。   次に「詳細設定へ」をクリックし、「本体設定」クリックする。まだこ  の時点では、日時とパスワードの設定がされていないので設定する。日時  は自動的に設定されるので入力する必要な無い。「ログインパスワード」  は「MN128-SOHO/DSU」にアクセスする時のパスワードなので、各自で決め  て入力しておこう。なお「MN128-SOHO/DSU」へのアクセスのアカウントは  「admin」となっているので覚えておこう。以上の入力が済んだら「設定」  ボタンを押して記憶させよう。   次に「接続/電話帳登録」の「#0」に先ほど入力した電話番号が表示され  ていると思うのでクリックする。ここで「ネームサーバーアドレス」にプ  ロバイダから指定されたDNSサーバーのIPアドレスを入力する。最近は入力  しなくても問題無いプロバイダが多いようで、私の環境では入力せずにも  問題は無い。あと「自動切断タイマ」に無通信状態になってから何秒で電  話を切るかを指定する。私の場合は初期値である150秒となっている。これ  らの設定が済んだら「実行」ボタンを押し記憶させよう。   次に「IP設定」をクリックする。今まで構築した環境ではDHCPサーバー  は必要無いので、「DHCPサーバー機能」は「OFF」とし、「AutoDNS機能」  が「ON」であるのを確認しておこう。また、「オプション」欄に色々記述  されていると思うが、以下の文字列があるかどうかを確認しておこう。な  ければ記述しておこう。この文字列はWindowsが出すインターネットでは不  要なパケットを遮断する設定だ。これが無いと不要な電話代がかかるので  注意しよう。そして「設定」ボタンを押して完了だ。   ip filter 29 restrict out * * tcpfin * * remote *   ip filter 30 restrict out * * * * 137-139 remote *   ip filter 31 restrict out * * * 137-139 * remote *   ip filter 32 restrict out * * udp 137 domain remote *   さてこれで全てのパソコンからインターネットへ接続できるはずだ。