>氷帝学園体育祭


退場してきた宍戸を鳳は捕まえて引き寄せた。

流石に公の場であり他の先輩もいるので抱きしめたりはできなかった。

「宍戸さん!!俺にずっと黙ってこんなコト…」

「言えるわけねーだろ。女装するなんて、恥ずかしいまね。」

「こんな可愛い姿を人前でさらすなんて」

「…お前、目おかしいだろ?」

どうみても、女子のように華奢でもない肩幅もある自分をそう言う鳳はおかしいと思った。

しかし、鳳のカーデガンが宍戸にはぶかぶかのおかげで肩幅とかが隠れて良いバランスになってることに

宍戸は気づいてなかった。

「何言ってるんですか。わかってないのは宍戸さんです。」

「ちょっ…何するんだ!!おろせよ、長太郎!!」

「嫌です」

鳳は聞き分けのない宍戸を荷物のように自分の方に乗せて運ぼうとした。

流石にそれはヤリ過ぎかなと側にいた忍足は止めに入った。

「おい、鳳」

「忍足先輩」

「勝手にお持ち帰りしたらあかんで?」

かりきってるくせに忍足はわざと鳳に絡む。

「今朝、俺のカーデガン持っていきましたよね」

「えらい高いレンタル料やな」

「とにかく、おろせって」



「ええで、宍戸がええなら。このあと宍戸は出る種目ないし」

「忍足!!」

「じゃあいいですね。宍戸さん」

「俺は嫌だって言ってるだろう!!」

宍戸の意見は無視された。



「おい、宍戸連れてかれたぜ?」

鳳に連れて行かれる宍戸を眺めながら跡部は淡々話しだした。

「予想通りやな。」

「本当にな、これでリレーはうちに決まったな。」

「何言うてんねん。うちも計算に入ってるわ。」

「なんだなんだ?説明してみそ」

忍足と跡部の会話が見えない向日が割ってはいる。

寝ていたはずのジローがぼそぼそと話しかける。

「ふぁー…向日のクラスってさ、縦割り鳳と同じチームじゃないっけ?」

「…そうだけど?」

「鳳って、ラストのリレーの選手じゃなかったっけ?」

リレーの選手がどっかに行ってしまったら代役を立てざるをえなかった。

「ああー!!くそくそ!宍戸めー!!」

宍戸ではなく鳳が悪いのだが、混乱してるため気づいてなかった。

岳人は慌てて自分のチームに戻って行った。

「これで、戦力大幅ダウンだな。」

「まあ、跡部のトコが最大のライバルやな。」

「あーん?俺様だけじゃなくジローも出るんだぜ?」

「うちのトコかてちゃんと陸上部のエースを導入してるわ。」

憎まれ口をたたき合う二人だった。


色々期待(?)裏切ってすんません><。。このページに続き諸々掲載予定でッス…
だって折角こんなん読んでくれた人には悪いので…
なんでまあ、来週くらいには何か載っけます。
エロはもうちょっと待ってください…