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>「ばか」 目の前には真っ黒の塊があった 皿の上にあるってことは、跡部にレンジで暖めて欲しいと頼んだ料理のはずだ 「レンジで温めるだけだろ?」 何をしてこんなことになるんだ? 「あーん?俺様がそんなことしたことあると思うのか」 「・・・じゃあ、あの時できないならできないって言えよ」 「うるせぇ、ばーか」 「人にばかとかいうより、激ダサなのお前だろ」 「ああ?」 見下しなれた目で睨まれても怯むものか! 跡部の勝手な態度に付き合えば最後はこちらがばかを見る 「おい、腹が減った」 「・・・お前なぁ」 「材料ならあるはずだ、好きに使え」 思わず何様だと言いそうになったが、 自分を俺様と呼ぶような奴に言うだけムダだと理性が止めた。 「・・・・・・はいはい」 そんなの長い付き合いですでに熟知してるから、こんな程度で相手にしてられなかった いらいらしつつも、俺は手際良く冷蔵庫から使えそうな材料を取り出した。 さすがは跡部家。何でも揃っている。 きっとどれも最高級の〜という肩書きがつくのだろう。 素人目に見ても、それらの材料がいいものだというものがわかる。 俺は手を洗って、調理の準備に入った。 横目に見えるのは、当然のように踏ん反り返って座る跡部。 それと、跡部家の料理長が作ってくれた料理の残骸。 跡部と残骸を同時に視界に入れるとさすがに怒りがこみあがる 怒りに任せて喧嘩をしても良かったが、腹が減ってはなんとやら 俺もさすがに腹が減っていたので、胃に何か入れたかった 大人しく調理作業するためにキッチンの方を向いた ―とんとんとん 包丁で野菜を切る音に、我ながら軽快な音を出せるなと自画自賛をする。 「おい、宍戸」 折角、跡部のことを忘れて軽快な包丁の音に耳を傾けていたのに現実に引き戻すなよ 「なんだ?」 調理を続けようと包丁を握りなおした俺は、再びまな板を向き合う。 すると、跡部はくっくっくとヘンな笑い方をした。 「気持ち悪りぃな、言いたいことがあれば言えよ」 「嫁に来たみたいだな」
―だん!
(○△■*+○■△〜!)
跡部の言葉に反応して、俺は包丁で思いっきりまな板を叩いてしまった。 これ以上にないくらい俺の顔は熱かった きっと、跡部の表情からして相当なのはわかるけど、 それをすぐに引っ込められるほど器用じゃなかった。 悔しいけど、跡部のほうが一枚上手だ。 「な、何言うんだ、お前は!手ぇ切るところだっただろ!」 跡部のほうを向けば、跡部に負けた気がした。 後ろを向いたまま精一杯虚勢を張る。 「言いたいことがあるなら、言えって言ったのはお前だろ?」 バレバレだと言わんばかりに跡部の甘さを含んだ声が物語る。 その声に悪酔いしそうだ。 「言っていいことと悪いことがあるだろ」 「それを決めるのはお前じゃねえ、俺だ」 跡部はそういうと後ろから抱きしめてきた。 いつもなら脱力しそうになる発言も今日ばかりはダメだ。 「ばかじゃねぇ」
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料理ネタの元はコルダアニメ。 内容はデジャブ。。。気にしちゃいけません はい、暗示すれば大丈夫(逃) |