| はつもうで |
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| 「お前達、何をやっとる」 天の声が来た と仁王以外は思った。しかし、真田1人だったので再び軽いため息を何人かはした 見えない手のひらの上で踊らされている錯覚を覚える丸井、ジャッカル、切原の3名だった。 「いい加減本来の目的である初詣をするぞ」 「なにいうとるんじゃ、イイトコなんを邪魔じゃ」 「……そうか、それはすまなかった」 そこは謝る所じゃないだろう 突っ込みたかったが誰も声には出せなかった 「真田!そこで引き下がるなよ」 「そ、そうっすよ」 「…はやく家に帰りたい」 「うむ、確かにそうだな」 「人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られるぜよ」 「…そうか」 「だから、引き下がらないでください」 今まであっけにとられていた柳生もついに参加。 むしろ、真田が色恋に疎いのが問題だったとも言える 誰だよ真田を差し向けたのはと判ってはいるが その場の人間が内心つっこみを入れていると 「仁王、そろそろ柳生を離してくれないかな」 「ゆ、幸村!?」 「へーい」 幸村の一声に仁王は今までのことは何だったのかと思わせるほど さっと柳生から仁王は手を引いた 鶴の一声とはまさにこのことだと思わせた。 仁王が手を離した瞬間、仁王は柳生にボディーブロウを食らっていた 不意打ちだったため、仁王は軽くうずくまっていた。 誰も同情はせず冷ややかな目線を送っていた。 そんな柳生は柳の所へとすたすたと去っていってしまった。 幸村は仁王が手を引くのを確認すると 向きを変えて巻き添えになった3人の方を向いた 「なにか不満があるのかな?」 「いいや、んなことないぜ」 「そ、そそうっす!!」 「……ああ」 下手なことは言えない空気が流れた。 「なら、いいけど。」 笑顔の背景がどす黒いものに感じられる でも、そんなことは言っちゃいけない 命が大事なら笑ってごまかすのが一番だと直感で感じ取った3人だった 「いいか?幸村」 「なに?柳」 天の声が聞こえたとこのとき切原は錯覚した 二人はなにやら会話をして、真田が加わり少しの時間会話が続いていた。 ほんの数分のことがなぜか長い時間に感じられた。 「オレ何にも悪いコトしてねーのに心臓に悪かったぜ」 「わかります。オレも辛かったっす」 「さすがは部長だよな…」 3人は軽くため息をついた。 「じゃあ、改めて初詣に行くよ」 幸村の一声でみんなそろって境内へと歩いていく 部長つまり誰が一番発言力を持っているのかが身にしみて理解できたと 妙な実感を覚えた切原だった。 |
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| おつきあい下さった方には心から感謝をvv 私は仁王→柳生が好きなんです。 しかし、何でこんなに長くなったんですかね(しつこい) |