■読む前に注意■
このお話はのっけから日吉×宍戸強姦(ライトR指定)ではじまります。
っても、性的描写はほとんどありませんが……
鳳宍前提と言っても、この話はあくまで日吉中心の話。
日吉→鳳or宍戸の話(多分宍戸よりのはず)なので

宍戸さんが他の人としてるのはイヤって方はプラウザでお戻り下さい。
















了解した方のみ下へお進み下さい。
























宍戸がいつものように練習を終えて着替えに行くと

何故か部室に残っているのは日吉一人だった。

珍しいこともあると思ったら不覚にも不意をつかれ強姦されてしまった。


宍戸は日吉が自分のことをそういう風に見ていたことが意外で。


むしろ、宍戸とは接触を避けている


宍戸よりも鳳の方に関心はあるとばかり


そう思っていたので日吉の行動には驚いた。


いや、もっと色々とそのことで感情を荒げるべきだけど


なぜかできなかった。




「あれー?宍戸、今から帰るの?」

「あ、ジロー」


ジローは宍戸にもたれるために抱きついてこようとしたが、


反射的にその手を思いっきり払いのけてしまった。


ついさっき犯された後だったので過剰な反応をしてしまう。


ジローはきょとんと不思議な表情で宍戸の顔を覗く


「…宍戸?」


「あ、これは……」


ジローは宍戸のシャツから何かを見つけたようで宍戸の上のシャツのボタンを器用に外す。


「やめろ!」


宍戸の手首は縛られた跡があり、体中にもアザや傷に混じってキスマークもあった。


「んー…誰にやられたの?鳳じゃないよね」


「…」


「黙るなら鳳に言うよ」


ジローのこの目は本気だ。


長太郎の名前を出すなんて卑怯なマネするんじゃねえ。


と、表情に出たが渋々口を開く。


「…日吉だよ」


「へぇ、日吉か」


さして、驚く様子もない。意外と思っていたのは自分だけなのかとふと思ってしまう。


ジローが表情無く受け止めて話を聞くときは


本気で怒っているというのは、宍戸は長いつきあいでわかっていた。


「俺はなかったことにしたんだから、誰にも言うなよ」


「どうしてなかったことになんてするの?」


「……」


「やっぱり、鳳に言おうかな〜」




ジローはわざとらしく迷ってる素振りをして、このまま終わらせてくれる様子がない。



この押し問答に黙秘権で終わらせるだけの忍耐力は宍戸にはなかった。




「……日吉の奴が、犯されてる俺より泣きそうな表情をしていたんだよ」




「ふぅん、そんなことでなかったことにするなんて、亮ちゃんは優しすぎるね」




「犯してるくせに途中からあいつの方が苦しそうで逃げ場がない表情だったんだよ。



だから、俺が忘れればあいつは元に戻れるならそれでいいじゃねーか」


「…そっか。亮ちゃんがそれで良いならイイケド」


「ジロー、長太郎には…」


「しょうがないな、言わなきゃ良いんでしょ?内緒にしておいてあげる」


ジローは"これは約束の印"といって宍戸に抱きついて頬にキスをした。


「…さんきゅー」


少々あっけにとられたが、宍戸はジローに感謝をする。


ジローは何事もなかったかのように


いつもと変わらない会話に変えて話してきた。


こういう機転が宍戸を安堵させ、表情もだんだんと綻んでいく。


そうしてたわいもない会話をしながら家路についた。






俺だって傷ついてないと言えば嘘になる。

でも、日吉の奴が頑張っている奴で


誰よりも上を望んでるのもわかってるから


俺は全てを忘れようと思った。


俺が言わなければ全ては元に戻るから


だからこそ、「なかったこと」にしたんだ