蚕録(かいころく)

2006年春…
私が受講していた教職課程でなぜか蚕を飼うことになってしまいました。飼育日記を公開しま〜す!

5/25(木)
 飼育初日。蚕がついていた元から入っていた餌はカビが生えていたので、蚕をはがして新しいエサとともに箱に入れた。体長約1〜1.5cm 幅2〜3mmぐらい。

5/26(金)
 学校から帰ってエサをやった。よく食べていた。大きさは昨日とほぼ変わらず。

5/27(土)
 どの蚕も少し大きくなった。頭を振ったりしている。

5/28(日)
 元気良く歩き回っている。エサも良く食べる。

5/29(月)
 エサを良く食べる。大きいもので体長2cm幅3oぐらいになった。一匹体長が1pぐらいのものがいてあまり動かない。この小さな一匹を別の箱に移し変えた。


5/30(火)
 朝エサをやると、よく食べている。1匹移し変えたものも昨晩のエサを食べていた。夜、じっとして頭を上げてそのまま動いていないものが2匹いるが、夜だからだろうか。移し変えたものもエサを良く食べている。

6/2(金)
 朝、3匹脱皮。4齢だろうか。脱皮前より良く食べている。朝は人工飼料をやったが、夜は桑の葉をやった。大きいもので体長が3pぐらいになった。

6/3(土)
 移し変えた1匹以外はすべて脱皮をした。人工飼料より、桑の葉のほうが良く食べるような気がする。脱皮後は以前より色が薄くなった。

6/4(日)  朝晩桑の葉をやった。とてもよく食べている。

6/5(月)
 人工飼料をやった。良く食べている。また少し大きくなった。

6/7(水)
 桑の葉をやった。とてもよく食べている。一回エサを与えるときに1枚ぐらい。

6/8(木)
 桑の葉をやった。体長3〜3.5cm、幅が3〜4mmぐらいになった。

6/13(火)
 6/7からはずっと桑の葉をやった。体長4cmぐらい、太さが5〜7mmぐらいになった。箱を大きいものに変えた。良く食べるものとそうでないものがいる。この先特に記述が無い場合、エサには桑の葉を使っている。

6/14(水)
 脱皮した。5齢。大きさが脱皮前後で1pぐらい違う。体長5cmぐらいになった。

6/15(木)
 一日で6cmぐらいに成長した。一回に葉を4〜5枚程度与えている。すべての蚕が脱皮を完了。脱皮後は今まで以上に良く食べている。

6/18(金)
 エサをやるととてもよく食べて、しばらくするとなくなってしまう。エサが無いときはあまり動かない。

6/19(月)
 移し変えていた1匹をほかのものと同じ箱に移した。大きさは少し小さい。

6/20(火)
 血液か体液の様なものが脈打っているのがわかる。体長6pぐらい、幅7mm程度。5齢になってからよく食べ、よく太るようになった。

6/21(水)
 エサを食べずに動き回っていたものが2匹いて、糸を吐き始めたので、小さく区切った箱に移したところ、繭を作り始めた。夕方足場を作り始め、夜中に繭を作り始めた。別の1匹が、体液を出して、かなり弱っていた。

6/22(木)
 新たに2匹繭を作り始めた。昨日から繭を作っているものは今日の夕方には出来上がったようだ。2匹とも白ではなく、茶色の繭である。また、繭を作り始める前に、今までの濃い色のフンと違い、薄い茶色のフンをする。

6/23(金)
 さらに2匹繭を作り始めた。昨日から繭を作っているものは白く、きれいな繭ができつうある。弱っていたものがどうやら死んだようだ。

6/24(土)
 さらに2匹繭を作り始めた。金曜日からつくり始めていた繭はだいぶ出来上がっていた。繭の大きさは3cm×1.8cmぐらいだ。

6/25(日)
 以前箱を分けていた1匹はまだ繭を作り始めていない。最初に繭をつくった2匹以外は白くきれいな繭ができた。

7/4(火)
 昼前、最後の幼虫が糸を出し始めた。体長6p、太さは8mmぐらいであり、大きさはそのほかの蚕が繭を作り始めたぐらいの大きさである。夜になってみると、まだ足場もうまく作れておらず、仰向けになって弱っていた。

7/5(水)
 結局仰向けのまま死んでしまった。ここまでで8匹が繭になった。


7/6(木)
 朝、1匹羽化していた。クリーム色の体で、体長2cm、両羽の端から端まで4cmぐらい。あまり動かない。最初に繭をつくったものではない。大きな触角がある。夕方、さらに2匹浮かしていた。そのうち2匹は交尾していた。オスのほうが小さく、メスは腹が膨らんでいる。

7/7(金)
 午前0時過ぎ、羽化が始まった。繭の一部(長いほうの先)が膨らんで黒くなった。5分後、少しずつ出てきた。15分後、頭が出てきた。16分後足が出てきた。35分後羽が出た。小さくてちじれている。奇形?50分後両方の羽が出た。羽をばたつかせている。55分後羽化。茶色い尿?のようなものを出した。
 さらに別の繭が羽化。0時20ごろ、繭が動いた。1時15分繭の中からかさかさ音がし、繭の一部(前と同じように、長いほうの先)が湿り始めた。10分後頭が出てきた。12分後前足。13分後、一気にでてきて、尿のような茶色い液を出した。15分後羽が大きくなってきた。すんなりと羽化した。どちらもオスである。
 夜、交尾をしていた蛾が、黄色い卵を300個ぐらい産んだ。さらにメスが1匹羽化し、交尾をしていた。茶色以外のすべての繭が羽化し、オス4匹、メス2匹の計6匹である。

7/9(日)
 卵が赤っぽくなっていた。卵を冷蔵庫に入れた。後から交尾をしていたメスが卵を産み始めた。卵を産み終えたら、また交尾をしていた。

7/10(月)
 後に羽化したメスの卵約300個が赤くなってきたので冷蔵庫に入れた。最初に羽化したメスが卵を30個ぐらい産んだ。これも冷蔵庫へ。

7/13(木)
 それ以降、交尾をしても卵を産んだりしなかった。オスが3匹死んだ。生きているメス1匹とオス2匹もあまり動かない。

7/14(金)
 オス1匹が死んだ。メスはまだ生きている。寿命が長いのだろうか。

7/16(日)
 メス2匹が死んだ。茶色の繭は依然羽化していない。繭を作るときに死んだのだろうか。
以上、これは私が飼育した日記であり、個人的な記録です。参考になりそうなことがあれば幸いです。
なんだかんだいって、結構楽しかったですよ☆
何か即席っぽいページですみません。。。。ペコリ(o_ _)o))またそのうち写真とかもアップしますね♪

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