靖国神社
一国の総理大臣が参拝することの是非をめぐっての議論がなかなか決着しそうにありません。私なりに靖国神社や東京裁判に関する本を数冊読んでみた結果、いわゆる「戦犯」と呼ばれた方々はとっくに「犯罪人」ではなくなっており、従って米国を含む多数の外国の元首たちも参拝していて、何の問題も生じていないのが現実であると言うことなのです。
私も一度は参拝しようと思い、あるときの春季例大祭に参加いたしましたが、周囲にはご高齢の旧軍人やご遺族関係の方々が大勢参加しておられるのが目に付きました。「もう、今回が最後かもしれない・・・」と言ったつぶやきを何人からも聞かされました。軍隊や遺族会に無関係な若い年代にどうして引き継いでゆこうとするのかが問題ではないかと感じたのでした。
春季例大祭当日の靖国神社拝殿前。参加者が三々五々集まってきている。
拝殿に集まった参加者。この他にも本殿との間にも席があり、千人近くが参拝した。
「恐れ多いから写真はなりませぬ」と言われた本殿。