明石海峡大橋
 万葉集の柿本人麻呂の歌である。これから、当時でも明石海峡には相当頻繁な船による交通があったことが窺える。
近年の船舶の大型化や通航量の益々の過密化などとともに、横断方向の交通量の増加も著しく、架橋の実現が早くから望まれていたのでした。
 その夢の架け橋が出来上がり、人麻呂たちが見ていた景色は様変わりしてしまいました。
下の写真は工事中の岩屋側の主塔のてっぺんから下を覗いたものです。
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ともしびの明石大門にいらむ日や
      漕ぎ別れなむ家のあたり見えず

あまざかる夷の長道ゆ恋ひ来れば
       明石の門より大和島見ゆ