気ままに読書・のんびり読書
　　　　　―好きな本から話題の本までアプローチ

この本読んだ！ ６月の楽しみ

6/20『マンジュ』江副信子、太田利三、銀の鈴社、2003.12.01、200p

6/19『ダ・ヴィンチコード　下』ダン・ブラウン、越前敏弥訳、角川書店、2004.05.30、318p
　　　『ダ・ヴィンチコード　上』ダン・ブラウン、越前敏弥訳、角川書店、2004.05.30、334p

6/6『青空のむこう』アレックス・シアラー、金原瑞人訳、求龍堂、2002.05.25、245p
「青空のむこう」へはこの世に未練がない魂が入る。ぼくは、まさしくトラックにはねられた日、この世に未練を残してきてしまった。

6/5『精霊の木』上橋菜穂子、二木真希子、偕成社、2004.06、294p
　今回改めて読み直す機会を得、内容がびっしり詰まっていることがよくわかった。前回とイラストレーターを変え、装いも新たに出版されたが、初版の時と今と、テクノロジーの進歩の早さに驚き、それでも抱えている環境

6/3・4『古王国記Ⅲ　アブホーセン』ガース・ニクス、原田勝訳、主婦の友社、2004.06.20、493p
　『サブリエル』『ライラエル』と古王国の全容が明らかになり、読み終わると、いままでの謎や関係が一気に解決するのを楽しめる。
　４９３ページを一気に読み、読み終わって、再び『ライラエル』を開いた。その時は、よくわからなかったことが、『アブホーセン』で納得できる気がする。三部作でありながら、『サブリエル』『アブホーセン』のために『ライラエル』の後半部分があると思える。

6/3『ぼくのトモダチのつくりかた』さとうまきこ、杉田比呂美、ポプラ社、2004.04、127p
　転校したぼくは、誰ともしゃべらず、昼休みは図書市通い。こんなのはぼくじゃないとわかっていても「よせて」の一言が言えない。
　そんなとき、出会ったのが近所の犬。ガレージにつながれて寂しげなようすが気になって、毎日通うようになる。いつの間にか、その犬と心で会話ができるようになり、心の内を聞いてもらうようになる。
　誰でも、自分の心の内を聞いてくれるものを持つことがどれほど大切かしみじみと感じる。老犬とぼくがプールで泳ぐひととき、本当に楽しそうだ。
　いつの間にか自然と友だちになる。きっかけはいろいろあるけれど、いつからとははっきり言えないのも友だちの特徴かもしれない。