この本読んだ！
６月の楽しみ気ままに読書・のんびり読書
―好きな本から話題の本までアプローチ
この本読んだ！
６月の楽しみ
6/23『十二番目の天使 ―小さなチャンピオン―』オグ・マンディーノ、坂本貢一、求龍堂、20022.04.27、291p
読んでいるうちに、だんだん引き込まれていく。リトルリーグの選抜からはじまった「私」とティモシーとのかかわりは、監督と選手という枠を越えて、お互いに生きる支えとなるかけがえのないものに変わっていく。野球が舞台だが、そこに描かれているのは野球のリーグ戦ではない。試合の様子は手短に要領よくまとめられている。それよりも「私」の思いが中心になる。ティモシーの命が終わりを告げようとするときの「私」の態度や言葉には涙がこぼれた。
ティモシーが口にする「毎日毎日、あらゆる面で、ぼくはどんどんよくなっている」と「絶対絶対絶対絶対絶対、あきらめるな」という言葉が胸に響く。
6/20『ドラゴンランス１ 廃都の黒竜』マーガレット・ワイス＆トレイシー・ヒックマン、安田均訳、アスキー、2002.05.08、415p
書名の「ドラゴン」に惹かれて第一巻を手に取った。解説を読むと、これがD＆D（ダンジョンズ＆ドラゴンズ）というRPGの元に当たるのだそうだ。
ブラックドラゴンとの戦いは臨場感たっぷりで、傷ついた戦士達のようすが手に取るように伝わってくる。第六巻まで第六巻までのシリーズ物。ドラゴンとの今後の戦いが気になる。
6/10『ダレン・シャン�后．丱鵐僖ぅ△了醂�』Darren Shan、橋本恵訳、小学館、2002.07.01、238p
バンパイアの試練を受けることになったダレン。袋の中の石を選んで、試練がはじまる。命を落とすかもしれない試練に向かうダレンが、クレプスリーに抱きついて「あんたの手下でよかった」とつぶやく場面が感動的。巻を追ってクレプスリーもどんどん気弱になるというか柔らかくなるというか、読者にとってはその変化も見逃せない。
最後にバンパニーズが登場し、バンパイアマウンテンの危機となって�垢�終わる。となると、次が待ち遠しい。
6/9『スコーピオン・キング』マックス・アラン・コリンズ、小田川佳子訳、角川書店、角川文庫、2002.05.25、220p
映画「ハムナプトラ」を�機↓兇魎僂深圓砲箸辰董�当然のごとく気になるのが「スコーピオンキング」。�兇任蓮�悪の化身として半サソリの姿で登場していたが、どうやら最初か悪ではなかったらしい。
これは映画のコーナーで見つけた単行本。最近映画と本の関係が密接になっている。夏公開の「スターウォーズ」もずらっと並んでいる。「ロード・オブ・ザ・リング」も例外ではなく、映画を観たら読みやすかったとも言われている。
映画と本と、これから先も注視していきたい関係である。
6/3『ムンジャクンジュは毛虫じゃない』岡田淳、偕成社、1993.03、偕成社文庫、229p
6/1『筆箱のなかの暗闇』那須正幹、堀川真絵、偕成社、2001.01.01、166p
