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薬や病の「ことわざ」や「金言」

薬や医療・病気などに関連する文字やことばの入った「ことわざ」や「金言」、「慣用句」を集めてみました。

あ行
医者の不養生
医者は患者にあれこれと養生を言うが、自分のことには無頓着であることが多い事から、立派な事を言っていても行動が伴っていない事を言います。もちろん、これは昔の話で、現代のお医者さんはみんな自分の体や行動もちゃんと律しておられます。【同義】紺屋の白袴【出典】風流志道軒伝

医食同源
日常の食事に気をつけることが最良の薬になる、つまり病気の予防になるということです。生活習慣病の方は、特にこのことばを肝に銘じてください。

医者を殺すにゃ刃物は要らぬ、朝昼晩に梅(干し)を食え
朝昼晩の食事に梅(干し)を食べればお医者さんにかかることもなく健康を維持できるということ。

痛し痒し
かくと痛し、かかないと痒いし・・・、どちらの方法でも、それぞれ都合が悪いことがあり、どうしてよいかわからないという状態です。

一日一個のリンゴは医者を遠ざける
毎日1個のリンゴを食べると体に良い。

一に養生、二に薬
体調の悪いときはまず養生(しっかり栄養を摂り休養する)をするのが一番良い。体調が悪いからといって、直ぐに薬に頼ってはいけないということです。みんなわかってはいるんですけどね・・・

一病息災
本来は「無病息災」。(病気をしないで、健康で元気なこと)
健康を過信していると思わぬ大病をするので、どこかひとつくらい病気を持っているほうが日ごろから体を気遣い養生し、結果的に長生きできるという意味で、無病息災をもじって一病息災と言われるようになったようです。

命は食にあり
人の命は食べ物によって保たれている、という意味。中国の書物「管子」に「命は食に属し、冶は事に属す」と書かれている。

生まれた後の早め薬
赤ちゃんが生まれてから出産を早める薬を飲んでも何の役にも立たないように、時機に遅れて役に立たないこと。

か行
気軽ければ病軽し
病は気からと同じ意味。深刻に考えすぎないほうがいいという意味。

薬も過ぎれば毒となる
どんな良いものでも度を越すとかえって害になるということ。体に良いと言われるものもそればかり食べていたらだめですよ。早く治したいからといって薬をたくさん飲めばいいというものではありません。指示された用法・用量を守ってくださいね。

薬より養生
薬をきちんと飲むことは当然大切であるが、人間に本来備わっている自然治癒力を高めて病気を治すことを第一に考え、薬は手助けに過ぎないということを自覚し、日ごろから養生をしましょうということ。養生して薬を飲むなという意味ではありません。

怪我の功名
大失敗をしでかしたと思ったら、意に反して良い結果になった。

健康は富に優る
巨万の富を築いても健康でなければ意味がない。健康が一番大切であるということ。

効能書きの読めぬところに効能あり
薬の効能書きは難解ですが、その難解さがかえって効き目があるように感じられる。意味のわからないお経をありがたいと感じるのと同じで、物事はよくわからない方が、かえってありがたみがあるように思うこと。

五臓六腑にしみわたる
乾いた砂に水をかけたように体中に行きわたる様子。お酒を飲んだ時などに使う場合が多い。
五臓六腑は漢方医学の言葉。五臓とは、心・肝・脾・肺・腎臓であり、六腑とは胃・胆・膀胱・大腸・小腸・三焦である。

さ行
酒三杯は身の薬
酒は百薬の長と同じ意味。三杯はお猪口(ちょこ)三杯で、ドンブリ三杯ではありません。

酒は百薬の長
少量のお酒は血液の循環を良くして体を温め、ストレス発散にもなり、心身の健康増進に役立ちます。
【出典】漢書(中国古代の史書)

食は医なり
医食同源と同じ意味。

上戸は毒を知らず下戸は薬を知らず
酒が飲める上戸(じょうご)の人は、酒が害になることを忘れて飲み過ぎ、酒が飲めない下戸(げこ)の人は、酒の効用を知らず飲もうとしないということ。

心配は身の毒
病は気からと同じ意味。深刻に考えすぎないほうがいいという意味。

た行
大根どきの医者いらず
大根は体によい食べ物だという意味。大根が採れる時期には病気にもら医者にかからないですむ。現代では大根は年中ありますから、毎日食べましょう。

手薬練引く (てぐすねひく)
あらかじめ準備をして待ちかまえること。「薬練(くすね)」は、松ヤニを油で煮て練ったもので、弓の弦や糸を強くするために用いられた。武士が手のひらに薬練を塗って準備を整え待ち構えていることを意味するようになった。

同病相憐れむ
同じ苦労や悩みを持つ者どうしが、いたわりあうこと。同じ病気の者どうしは、お互いの痛みがよくわかるから、同情しあうものだということ。【出典】 呉越春秋

毒にも薬にもならない
害にもならが、役にもたたない。あってもなくてもいい存在?

トマトが赤くなると医者は青くなる
古くからヨーロッパに伝わることわざ。真っ赤に熟したトマトが 栄養価の高い、健康的な食品であるという教え。トマトはビタミンCもたっぷりで、活性酸素による酸化を抑えたり、ガンや生活習慣病を予防するリコピンが多く含まれている。

な行
夏は熱いものが腹の薬
暑い時期はつい冷たいものが欲しくなるが、氷・アイスクリーム・ジュースなどを摂り過ぎると、お腹をこわし食事が食べられなくなってしまう。暑い時こそ温かいものをしっかり食べ、体調を整えることが大切といういましめのことわざ。

二階から目薬
効き目のうすいこと。天上から目薬とも言うそうです。

腹八分に医者いらず
お腹いっぱいになるまで食べず、腹八分目でやめておけば、健康でいられるという養生を薦めることわざ。胃を使いすぎるのは万病の元という戒め。

飲まば朝酒、死なば卒中
解説やコメントのしようがありませんが・・・。朝から酒呑んで、脳卒中でコロッと死ねれば、最高の人生かも??

は行
肺肝を披く (はいかんをひらく)
本心をさらけ出す。心の奥底を打ち明ける。心の中を明かす。
心を開いて何もかも隠さず打ち明ける事を言います。「開く」は閉めたものを開けると言った意味ですが、「披く」は隠さずひろげる、打ち明けるといった意味です。 【出典】杜甫

ま行
蜜柑が黄色くなると医者青くなる
蜜柑の黄色くなる時期は、季節的にしのぎやすくなり、体調・健康が保たれ医者にかかる人が減るという意味。柿が赤くなれば医者が青くなる、とも言われる。

目の毒
見てしまうと、とても欲しくなってしまうような物のこと。見ると害になる物のこと。または見て苦痛となる物のこと。

や・ら・わ行
理屈と膏薬はどこへでも付く
理屈は付けようでなんとでもつけられるということ。膏薬(こうやく)は貼り薬で、ねばねばしてどこへでも貼りつく。

冷酒と親の意見は後薬
後になって、効くことを言います。

老少不定
老いた人の寿命が少ないとは限らないと、人の寿命の不定を言う言葉。【出典】平家物語・世話尽

病膏肓にいる (やまいこうこうにいる)
治る見込みのない病気にかかる事。転じて遊んでばかりでどうしようもない状態になる事などに使います。
膏は心臓の下の部分。肓は横隔膜の上の部分。 「肓」は、こうです。「盲(もう)」ではありません。
【出典】左伝

病は気から 百病は気から起こる  よろずの病は心から  病気は気で勝つ
病気は気の持ちようで、良くも悪くもなること。あまり心配しすぎると病気になるということ。

病は口より入る
病気は食べ物が原因で起こることが多く、食中毒ばかりではなく、いろんな病気が食生活の乱れによって起こるという意味。食生活が大切といういましめのことわざ。

養生に身が痩せる
健康ブームで、テレビ番組で紹介される体によい食品を片っ端から買いまくる人の多いこと・・・。
養生に身が痩せるどころか養生で肥満になってしまわないかと心配です。

良薬口に苦し
病気によく効く薬は苦くて飲みにくいことから、心から忠告してくれることばは、とても聞きづらいものだが、素直に聞いたほうがためになるというたとえ。「忠言耳に逆う」と続きます。【出典】 孔子家語



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