リバイバル・わかさ
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小浜線電化開業を記念し、平成11年10月まで同線区で活躍していた気動車急行「わかさ」を、平成15年3月8日(土)に京都〜敦賀間(山陰線経由)で復活運転しました。そのときの様子をレポートしました。
 
大阪−敦賀「雷鳥」
 
「雷鳥」切符
今日は「リバイバルわかさ」敦賀−京都行に乗車するため、大阪から「雷鳥」で敦賀に向いました。実は「雷鳥」には初めて乗車しました。どうせ敦賀まで行くならばサンダーバードより485系国鉄色と思いました。さすが485系は古い!!これが第一印象でした。

「雷鳥」に乗るため大阪駅11番ホームに向かった。結構人がいるのにはびっくりした。「雷鳥」を使う人が多いんだなぁと実感。

11時04分、485系の「雷鳥」が入線してきました。ボンネットではないなぁと少しがっかりしました。11時12分に列車は11番ホームから滑りだした。
「雷鳥」17号
あっと言う間に敦賀駅に到着、そこには、普段の敦賀駅では考えられないようなカメラを持った人達が溢れかえっていた。カメラを構えて、右から左へと走り回っている。移動しようとすると、逆行する人にぶつかりそうになり、ホームの上を思うように動く事が出来ない。ちょうど向かいのホームにいる特急「加越」は結構人気があるみたいで、皆さん撮影してました。その反対側には「リバイバルわかさ」が停車していた。まだ発車するには約2時間あった。

まず気が付いたのが、皆手に何か持っている事。駅名の書いた等身大のプレートだ。私が来る前に下りの「リバイバルわかさ」の車内販売で購入したようだ。特に興味が無かったのでチェックしてなかったが、こういうイベントの時には出回る品なのだろうか?「リバイバルわかさ」の停まっているホームには、どこかのTV局も取材に来ている。ニュースの取材だろうか?でなければ地方のTV局だろう。

車内販売 「加越」

その後すぐ、「リバイバルわかさ」オリジナル弁当を手に入れなくてはと思い、駅弁売り場に行くが「もう売り切れだ」と言われひどくがっかりした。この「リバイバルわかさ」のもう一つの楽しみは、駅弁を食べることだったからだ。懲りずに「リバイバルわかさ」オリジナル弁当が「わかさ」内で販売するのかを駅員に聞いてみたら、「わからないです」という答えが帰ってきた。しかし、数分後駅員が私に言いに来てくれた。「販売するそうですよ」と。やさしい駅員の方に感謝!!

私はトワイライトの機関車の切り離しシーンを撮影に敦賀駅の先端に行った。トワイライトが入線してくるとカメラを構えて人々がどっと押し寄せた。なんとトワカラーのカニではなくブルーのカニで登場したものだからすごい状態になっていた。皆ホームから体を乗り出そうとするので、駅員さんは大変そうにしていた。何げに到着した駅で溢れ返る人々を見て一番驚いたのはトワの客だっただろう。

この人気 トワカニ
 
敦賀−京都 急行「わかさ」
 
『リバイバルわかさ』のキハ58を見ると、車両展示会で数人が列車に入っているのが見えたので私もそちらに行く事に、数分後展示会も終わり、一般の人はすべて列車から降ろされた。私は足が悪いもので今回JRの方が「このまま乗っておいてもいいですよ」と言って下さり、一時閉鎖された車内にいることにした。これはチャンスとばかりに、室内を撮影させてもらった。他の方には申し訳ないですが(笑

洗面所、トイレ、運転席とやはり古い!当たり前ですけど、シートはどうも貼り変えられていました。この為にではないですがブルーのものが茶色に。特別車内にいる事を利用して、誰もいない客車に座り込んでいるシーンもばっちり撮りました。

列車の中には、開くまで誰もいないのかと思いきや、JRの人たちがうろうろしている。このイベントの為に用意した敦賀のパンフレット数枚、おまけの備品(おそらく敦賀由来の物)が入った白い袋を各座席に一つずつ並べている。あちこちで覗いて、いろんな物が入っていることがわかった。ある袋には天然水。ある袋にはお漬け物。ある袋には万華鏡。ある袋には梅干し。ある袋にはタオル。こんな具合でした。とにかくこの為に働いている人が数人行ったり来たりするので勝手に車内をうろついて私はとても邪魔であっただろう。「すみません」と何度か誤ることになってしまった。

列車の外では、沢山の人々が写真撮影をしている。中には「絶対弁当を手に入れる!!」と言わんばかりに外から販売用のワゴンを覗き込んで「わかさ弁当」を探しているいる人もいる。

キハ58の車内 わかさ弁当探す人

14:50分、一般の人々がどっと、列車に乗りこんできた。まず私は駅弁を手に入れるため、列車内の販売しているところに行って購入した。これも前もって聞いていたのですんなり買え安心しました。お弁当は一つ1000円です。
最初から中にいたので、今度は開いた扉から外に出て列車の後ろ、前を撮影しました。もう少しで出発なので置いていかれないよう必死です。前の撮影を済ますとそのまま1号車から中に入り自分の席を目指します。(そうそう)お弁当を販売しているのは1号車と6号車なので、早速入口付近に人が集まっている。まるでお弁当のたたき売り状態になっていた。
通路をどんどん歩いて行くと、どの席ももう人で埋まっている。1車両に女の人は1人2人3人位、後は全て男の人だ。年齢層は広いらしく中学生からおじさんまでいろんな人が座っている。

ぼろぼろです! 連結部

「リバイバルわかさ」いよいよ出発

さて私達は4号車の自分の席に戻りました。15:03分発車です!
気動車特有のガーァァァというかんだかい音ととも発車です。おー懐かしい音だぁ!走り出すと揺れる揺れる、これもやはり古いからなのかなぁ?

窓の外を見ると沿線にはカメラを構えた鉄道ファンがいっぱいいました。皆レインコートに帽子やマフラー、ウインドブレーカーとアウトドアな服装だ。停車する駅、通過する駅にもけっこう撮影している人がいました。雨混じりの風の音がびゅうびゅうするくらい吹いて、ジッと三脚を構えている姿を見るとすごく寒そうだった。波の荒れた日本海、森、トンネルまたトンネルと風景がどんどん変わっていく。暖房が効いているので窓は真っ白だ。トンネルの中では、暖房が効いているのに、異様に温度が下がる。外に出るとまた溶けた水滴が流れたり雨が打ち付けたりしだすが、窓からはひんやりとした空気が漂っている。そうそう敦賀駅でもヒョウが降ってきて痛かったです。はい

鯛の舞 車内の風景

お腹も減りオリジナル弁当を食べようと思いましたが、待てよ。これを食べると晩飯がないではないかと思った。仕方なくもう1つお弁当を購入することにした。まだお弁当が残っている内は、6号車で固定売りをしている。6号車まで行き、さっそく敦賀名物の『鯛の舞』を購入した。前から食べてみたかったお弁当だったので、 どんな味がするのか楽しみ!まず、フタを開けると、 御飯の上に鯛の刺身が一面に並んでいる。これにしょうゆ、しょうがをかけて食べると「これは旨い!」かなりおすすめの1品です!売りに来てくれた気の良い販売の兄ちゃんが「美味しそうに食べるね〜」と声をかけてくれた。販売の兄ちゃんも「これはおすすめです」と太鼓判を押していました。
ぜひ敦賀に行ったときは食べてみてください。余談ですが『トワイライト』に乗車してお弁当を買う時も、是非これを食べてみてください。 『鯛の舞』1200円

その後小浜線電化開業記念「リバイバルわかさ」のオレンジカードを購入しました。JRの方が売り歩いています。

また、しばらくすると「只今から硬券切符を参りますので、皆様各自のお席に着席してお待ち下さい。」と車内放送がかかった。待っていると、車掌が順番に回って来た。切符を見せるとそこにスタンプを押し、昔の硬券切符を渡してくれる。これは貴重なアイテムをゲットだぜ!

わかさ弁当 わかさ弁当

列車は小浜線を順調に走り、あっと言う間に綾部駅に到着。ここから山陰本線に入ります。走る方向が逆になり変な気分です。ふと列車の連結部付近を見ると高校生ぐらいでしょうかそれぐらいの少年が録音機で列車の音を録音していました。人がトイレや他の車両に移るたびに指を口に当て、シーという合図をしていました。「なんだ?」と気にしている人もいましたが、殆どの人は協力的でした。「ドアは音を立てないで閉めて」「喋らないで」「トイレも静かに入って」それを伝えるのも全てジェスチャーで、私がゴミ箱を探していた時も「ゴミ箱はここだよ」と教えてくれました。もちろんジェスチャーで。通る人通る人全てに静かさを促すのも大変だっただろうなあ。5時間ずっと立ちっぱなしだったのにも、「ほう、頑張るね」との思いで眺めていました。

降りる1時間前。いよいよ「わかさ弁当」を食べる事にした。フタになっている紙は記念に取っておくので、きれいに折って鞄の中に。中は幕の内だ。どうも梅が有名らしく、緑の梅の入ったゼリーが付いている。2段になっており、下はおにぎりが並んでいる。のりが巻いてあるのと、わかめを混ぜた味御飯のおにぎりが2種類。上の段にはおかずが入っている。えびがメインの様で華やかに盛ってある。1口ずつ、味わいながら頂きました。駅弁独特の濃い味付けでした。でも、もしかしたら私は、『鯛の舞』の方が好みかも知れないです。皆さんは何がお好きですか?

京都駅到着
臨時という列車のため、信号待ちの嵐です。通常のダイヤを妨げないように運転するためどうしても遅れるのです。それプラスどうも茨木付近での人身事故も影響している模様。何だか普通に乗っている人もいたようで、通路を挟んで隣の人は普通の特急の様に最初から寝っぱなしでした。その上「乗継ぎに遅れる」と、ぶつぶつ言っているし臨時列車なのに楽しんでいないのはなぜ??と不思議でした。さらには、普通の列車だと思い込んだ女の子が何人か途中の駅から乗ってきた。京都駅付近だったし、駅で扉が開いたという事は乗って良かったという事なのかも知れないが、京都までどうやって過ごしたのだろう。

結局、京都着20:04分のはずが20:29分到着でした。 余談ですが到着間際。私の前の2席のうち1人はお昼にお弁当を食べに帰って来たきり後はずっとどこかに行っていませんでした。他の席に知人でもいたのでしょう。もう1席は空でした。誰かキャンセルでもしていたのでしょうか。貸切り状態でかなりラッキーでした。帰る時には空席側のイベント用袋を持って帰ってやろうと企んでいたのに、ずっと居なかったはずの相席の人がさっと戻り、さっと袋を2つとも持って降りて行ってしまったのにはショックを受けました。‥‥!

そんなこんなで、あっとゆう間の5時間。何だかんだ言っても楽しかったし、キハ58の国鉄色はやはり良いです!!またこういう機会があれば乗ってみたいです。
 
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