寝台特急トワイライトエクスプレス 大阪発 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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トワイライトエクスプレスは、大阪から札幌1500kmを21時間かけて走行する 日本で最長の距離を走る豪華寝台列車です。 |
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チケット購入 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
私が「北海道に行き先変更します。」と言うと、「もし『トワイライトエクスプレス』のチケットが取れましたら、私も同行します!」と友人が言いました。そんな訳で、早速2人分の「トワイライトエクスプレス」のロイヤルのチケットをキャンセル待ちで取ることになりました。 出発日、1週間前に私の上りのロイヤルが先に取れました。やばい、友人の分が取れない!!しかし次の日、友人から電話が入り、下りのロイヤルが取れたという報告を聞いてほっとしました。 出発日の数日前には友人から「大阪駅に見送りに行きます。当日、『銀河』で大阪入りしますから。」という電話を頂きました。わざわざ私達を見送りに来てくれるということです。遠くから本当にありがとうございました。 |
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当日大阪駅にて | |||||||||||||||||||||||||||||||||
この瞬間がなんとも言えない緊張感と期待感とが盛り上がる時間でもあるのです。 |
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大阪駅入線 11時35分 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
ちょうどその時、車掌さんが「切符拝見いたします。」と言ってやって来ました。その手でルームキーを頂き、部屋の説明を受けました。 その後、食堂車スタッフのウエイターさんが「今日の夕食、明日の朝食はどういたしますか?」と訪ねてきました。夕食は駅弁にする為お断りし、朝食は洋食を頼みました。時間は7:30分に予約。続けて「ウェルカムドリンクは何に致しますか?」と訪ねてきたので、オレンジジュースを明日の朝には紅茶をお願いしました。 もう少しで、出発の時間です。ホームに降りて友人と一緒に記念写真を撮りました。 |
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大阪駅出発 12時 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
「トワイライトエクスプレス」は発車する際の揺れもなく、列車はゆっくり大阪駅を滑りだしていきました。車内放送で「この度『トワイライトエクスプレス』にご乗車ありがとうございます。」の案内が終り、山口百恵の「いい日旅たち」が流れ始めます。車掌さんから、各駅の到着時間の案内がありました。新大阪に着く前、ウエイトレスのお姉さんがウェルカムドリンクのオレンジジュースと缶のウーロン茶を持って来てくれました。 A寝台のサービスはかなり良いです!B寝台とはサービスがまったく違います。 |
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新大阪駅到着 12時9分 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
新大阪駅に着くと、昼ということもあり沢山の人がホームにいました。カーテンを閉めていなかった為、沢山の方に見つめられました。うわぁからなんか恥ずかしい!!
早く出発してくれればよいのにと思いながら待っていると、1分程で列車が出発しました。 途中、いつも撮影している山崎のカーブを通過し、京都駅へ。 |
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京都駅到着 12時38分 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
京都駅に着いたのですが、それも正面の改札口周辺だった為、私のいるロイヤルの部屋を見ようと沢山のおばちゃんがじろじろと覗き込みます。窓にはスモークを貼っている為、内部は見難いのですがやはり恥ずかしいです。 京都を出て、少ししてから「ランチの準備が整いました。」という車内放送で食堂車に向うことに。友人と友人のお子さんと私の3人で行きました。私はスパゲティーにしました。友人はカレーの辛口をお子さんは私と同じものを頼みました。 いざ、「頂きます!」と食べ始めふと友人のお子さんを見ると、なんと手づかみでスパゲティーを食べているではないか。
お子さんはまだ4才。こんなハプニングにも気持ちは明るくなるばかり。きっといい思い出になるでしょう。もちろんスパゲティーはとても美味しかったです 車窓から琵琶湖が望める湖西線を走り、列車は敦賀に向けて走り続けます。天気が良かったので琵琶湖の景色と比良山系の山肌の雪がなんともいえなくきれいに見えました。 |
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敦賀駅到着 13時50分 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
友人と私で先頭車まで行き、機関車の連結シーンを見学し2号車に戻りました。 15時20分、右手に白山が見え、山頂には薄っすら雪を被っていました。金沢駅が近くになるにつれてだんだん都会の景色になってきました。まだ海沿いに走るのは少し先なので、その間に友人のいる1号車3番に遊びに行くことにしました。お子さんと遊び、いろいろ話しをしているうちに金沢駅に到着しました。 次の長岡駅では白とえんじのキハ58、28が数台と止まっており、まだ気動車も健在です。さて富山駅も越えそろそろ日本海が見えてくる頃です。天気も眩しいぐらいの太陽で雲一つない快晴。これで夕日も期待大!です。 友人の部屋から出ようと扉を開けると、ウェイトレスのお姉さんが通りかかり、少しお話することにしました。 ウェイトレスのお姉さんは今までいろんな列車の食堂車でお仕事をされていたみたいでその辺のことをいろいろ話しました。列車ではこういう出会いもあり楽しいものです。 常源寺川から日本海がちらり、そして立山連峰のつるぎ岳もハッキリと見えとても綺麗でした。太陽も傾き始め、窓からは日本海が少し見えだしました。「トワイライトエクスプレス」からの夕日が見れると思うとわくわくしてきます。なんと言ってもメインイベントですからね! 話は少しそれますが、ロイヤルの部屋の紹介でもしますね。 ロイヤルの広さ、設備の良さは豪華ですし、ゆったりできる空間です。ソファーも寝る前にスイッチ一つでベットに早代わりし、広さもセミダブルぐらいはあるので寝る時も快適です。オーディオですが、映画を放映しています。そのときの応じてちがうとは思うのですが今回は洋画2本と邦画が1本やってました。あと音楽も聴けます。屋根にはなんとボーズのスピーカーが付いています。けどなぜか音楽聴いてるとノイズが少し入るのです。なぜかはわかりませんが、私の部屋がダメだったのかも?強いて欠点を上げるとするとトイレです。洋式なのですが、溝が浅いため、男性の場合飛び散るというのがちょっと、 女性は大丈夫でしょうけど、やはりこれは問題ありかも。1号車、2号車にも別付けのトイレを設けたほうがよい感じがします。 17時15分頃から待ちにまった日本海の側を走ります。 前回乗った時はあいにくの雨でダメでしたが、今回は良い天気でほんとよかったです。夕日はまだ沈んでいませんが、沈んでからが綺麗なんですよね。 夕焼けは 車内放送でディーナーの案内が入りました。17時30分からの一回目のディーナーです。駅弁にしたため、部屋でゆっくりと駅弁を食べたいと思います。 日本海沿いを入っていると長いトンネルが3つあるのですが、これが折角の夕日を妨げます。春の時期はダメかも。 この3つのトンネルの内、一つは在来線の中では4番目に長いらしいです。このトンネル内にはなんと駅があるのですよ。青函トンネルみたい。 お腹も減ってきましたので夕食にしましょうか!敦賀駅で買っておいた。「鯛の舞」です。さて箱入りの方のお味はどうでしょうか‥?‥ やはり「鯛の舞」は旨いです!これは絶対お勧めですよ。
友人が一緒とは言え、部屋の中では一人というのがなんとも寂しいです。 まもなく新津駅に到着です。新津駅はひとっこ一人いない寂しい駅でした。次に止まるときは北海道です!!運転停車ではまだ本州内の駅に止まりますが、扉は開きません。 さて21時になりました。友人とパブタイムに行くため、食堂車へ、まだ他には誰も来ていない様子。メニューを渡され、まずはビールとオレンジジュース、フレンチポテト、甘海老の唐揚げ、若鶏の唐揚げを注文しました。数分後、注文したものが来て、食べることに。まぁどこにでもあるような感じですが、この特別の雰囲気の中ではまた違った感じがします。途中、運転停車で鶴岡駅で停車します。21時42分、窓から隣のホームを見るとトワイライトカラーのEF81が止まっていました。あれぇ、ここではすれ違わないのになぁと思って良く見ると「日本海2号」でした。 「22時30分ラストオーダーです」とウェイトレスのお姉さんがやって来ました。結局、客は私達二人でほかには誰も来ず、何も頼まないのは悪いなぁと思い、リゾットコロッケを注文しました。なんぼ食べるねんてぇ感じですが(笑
23時に食堂車を出て各部屋へ戻りました。私はそれからシャワーを浴びゆっくりとします。シャワーの使用時間はロイヤルは20分ですので今10分使ってもまたあとで10分使うこともできます。 さてシャワーも浴び終わり、ぼーとし、それから少し寝ることに、青森駅に2時12分に到着するため、そのときに起きようと目覚ましをセット。寝ようと思うのですがなかなか寝つけず結局、青森まで起きていました。 |
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青森駅でEF81からED79へ機関車交代 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
向こう側には北斗星が反対側には24系25型のブルトレ(団体)が止まっていました。 「トワイライトエクスプレス」が青森駅を出発して車窓をみてると北斗星がきました。なんとEF81-95号機ではないですか、友人と「あー!あーっ!」といいながら車窓を眺めてました。 |
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青函トンネル | |||||||||||||||||||||||||||||||||
説明する時間になってもほとんど人が来なかった。JR北海道の車掌さんが、青函トンネルにまつわる話や、できことなどを細かく説明してくれました。 さすがにこの深夜で、寝むけが襲ってきたのでクイズを最後まで聞かずに部屋に戻ることに。眠いにもかかわらずなかなか寝つけない。 |
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列車は北海道へ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
外は銀世界で右手には内浦湾が太陽の光で輝いていた。食事も終わり、自室へ移動した。下りの旅はあと少し。 余韻を楽しみながら終着札幌まで車窓を眺めていた。辺りは一面雪に覆われていた。途中、競走馬の牧場を通る。北海道らしい風景だ。 |
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札幌駅到着 9時7分 苫小牧を過ぎ、あっとゆう間に南千歳を越え、「間もなく終着駅、札幌です。」という車内放送。21時間という長旅だったがあっとゆう間に過ぎ去った。食堂車のスタッフにお礼をして駅に降り立った。 |
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