あけぼの
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あけぼの切符
久しぶりのブルトレの旅です。今回乗車したのは上野−青森間を結ぶ寝台特急「あけぼの」です。この列車は小さい頃、上野発着の寝台列車が14系、24系と変わり、その頃、唯一寝台特急で20系を使っていたのが、この「あけぼの」でした。その頃は、20系が好きでいつかは乗車してたいと思っていました。

今回やっと乗車することができましたが、あれからかれこれ20年も経ってしまいました。
いつから変わったのかわかりませんが、北斗星、カシオペアが発着する13番ホームに変更になっていました。なんか寝台列車が追い込まれているみたいでなんだか嫌な感じでした。

列車が入線するまで、まだ時間があるので、上野駅構内のコンビニで飲み物とパンを購入し、13番ホームに向かいました。(そうそう補足ですが、「あけぼの」は飲料水の自動販売機などはないのでご注意を)平日ということもあり13番ホームはしーんと静まりかえり、寂しい雰囲気でした。とりあえず、先頭の機関車が止まるかと思う位置まで足を運ぶことに、ホームの向こうから駅の構内員が停止看板を手に近づいてきました。これを各号車札案内のワイヤーロープに引っ掛けて「あけぼの」の入線を待っていました。これが機関車の停止位置です。上野駅は終点なので列車はバックで入線してきます。なんかめんどくさそう。構内アナウンスで、まもなく寝台特急「あけぼの」号が入線いたします。という放送が入り、ゆっくりとバックで入ってきました。これに乗車するんだなぁと思うとワクワクしてきます。いつものことですが...

EF81JR東日本カラーの真っ赤なピカピカのボディがとても綺麗で窓枠の上にはヒサシがあり、とてもかっこよく、「あけぼの」専用機みたいなぁ感じに思えて仕方がないです。ガンダムでいう赤い彗星?、それぐらい渋いです。
 
上野駅出発 21:45
 
上野駅
さて、乗車しましょう!。今回の寝床は、7号車A寝台シングルDXです。場所は揺れが少ないと思われる。真ん中の7番進行方向をとりました。部屋にはいるとアメニティーグッズとカードキーが置かれていました。A寝台シングルDXの広さは現在、出雲、はやぶさ、富士に使われている初期のシングルDXより広く、日本海、あかつきのものよりは狭い感じです。このシングルDXは補助ベッドがあり2人でも使用できる優れものです。これはあけぼのだけの設定です。 あと洗面台、テレビがあり、洋画、邦画をやっています。部屋はシックな雰囲気で落ち着きます。荷物をとりあえず置き、発車までの間、他の寝台の探索と写真撮影です。まず5、6号車のB寝台ソロです。真ん中に通路があり左右に上下に部屋があります。通称独房ソロです。狭いスペースを有効に使ったつくりにはびっくりです。うまく配置しているなぁと関心するばかり。まだ人が入ってない部屋で一応部屋の撮影を済ませ、今度は開放B寝台を撮影して、レディースゴロンを撮影と思いましたが、ここに男性は入れないのでパスです。最後に8号車は一般のゴロンとシートです。この部屋はリネンサービス等がなく、ただカーテンがついているだけのB寝台です。寝台券がいらなくて、安く旅をするにはもってこいの部屋です。
あけぼのA個室用アメニティーグッズ

そろそろ出発の時間なので自室に戻ることにしました。
車内放送で、「まもなく「あけぼの」号、発車いたします。」と流れ、そのあと客車がガタンと大きく揺れて列車はゆっくり上野駅を出発しました。この瞬間がなんとも言えないんですよね。寝台列車の旅のはじまりです。

少しして車掌さんが乗車券の拝見に来られました。「青森までですね。」と一言いい。切符にはんこを押して去っていきました。今から何をしょうかと思ってテレビの電源を入れたら、邦画の「ゴジラ、モスラ、メカゴジラ東京SOS」がやっていましたのでそれを観ることにしました。

最初の停車駅、大宮です。平日ということもあり、カーテンを開けると通勤客がホームで待っていました。列車はすぐに出発して夜の闇の中を走り、外の景色はネオンがちらちらと見えるぐらいでほかにはなにも見えません。対向側のレールに「あけぼの」の窓からの明かりが照らし出されているのを見てると隣に乗車している人の動きが映し出されていました。夜行列車の車窓は案外よいものです。この駅を最後に今日の車内放送は羽後本庄駅までしないそうです。

次は高崎駅です。ここでは3分間の停車です。今日の客扱いの停車はここで最後です。ここでA寝台に数人、乗り込んできたみたいです。平日なのに案外乗車する人が多いことにびっくりしました。これでほとんどA寝台は埋まってしまったみたいです。少し眠気が襲ってまいりましたが、今回は長岡駅までは起きておこうと思っています。

A寝台の廊下をなんか行ったりきたりしている人が、廊下を撮影していると私に「兄ちゃんなに撮ってるやぁ!」と話かけてこられました。「タバコを吸えるのが8号車しかないのが面倒だよ。」と言っていました。「ソロが空いてたのに取らなかったんですか。」というと、「高いやろ」と一言。「いやB寝台と値段と同じですよ」というと、「えー嘘やろ」とびっくりしていました。結局何十回と廊下を行ったり来たりしていました。

そうこうしている間に、水上駅に運転停車みたいです。まっくらホームに水銀灯だけが光っていました。

上野行きの「北陸」長岡駅にて
列車は信越本線に入り、長岡駅に到着です。ここで5分間の運転停車です。長岡駅に入ると、向かいに下りの「北陸」と同じホームに入線していました。「北陸」はここでEF81からEF64に機関車の変更をしているみたいです。乗車している「あけぼの」が先に発車します。ここまで起きておこうと思ったのはこれを見ようと思っていたんです。明日は秋田駅に着く前に起きますので、朝6時30分に目覚ましをセットして寝ます。おやすみなさい。

羽後本庄にまもなく到着いたしますという車内放送で目が覚めてしまいました。時間は6時ごろでした。カーテンを開けると快晴で気持ちよい朝を迎えることができました。

まもなく秋田に到着です。ここでは5分停車もあるので、降りて少しは写真でも撮れそうです。秋田駅に着くとすぐに車内販売のおばちゃんが乗り込んできました。秋田駅から青森駅まで車内販売をするそうです。
数枚写真を撮影し、自室に戻ることに、今回、上野駅で購入したパンがあったので車販では購入していません。秋田から4号車は特急券で乗車できるそうです。まぁ通勤用にでしょうけど、いいなぁ通勤用に「あけぼの」が使えるなんて、うらやましいなぁ。ということもあり青森駅までは結構停車駅が多いようです。

車内を見てまわろうと思います。A個室、Bソロは結構埋まっていたみたいですが、解放Bは誰も乗っていない車両もありました。ゴロンとシートは人気があるみたいで満席っぽかったです。全体的にはまぁまぁの乗車です。平日でこれだけ乗っていればよいほうではないでしょうか
 
青森駅到着 9:56
 
青森駅にて
鷹ノ巣駅に到着すると同じホームにキハ58の国鉄色が停車していました。こちらではまだ現役で走ってるのです。やっぱりいいなぁ。東北地方はこういう列車が見れるし。

列車はそろそろ終着駅青森に到着です。長かった列車の旅も思うとあったと言う間でした。青森駅に着くと車販のおばちゃんが挨拶して見送ってくださいました。降りてすぐ、先頭の機関車を撮りに行くと、さっそく切り離しされているではないですか、急いで撮りました。しばらくして、オハネフ24側にED10というディーゼル機関車が「あけぼの」を車庫に持っていくため、連結していました。その後30分ぐらい5番ホームにずーっと停車していました。

私は同じ5番ホームから函館行きの「スーパー白鳥11号」に乗車するので、ここで約1時間待つことにしました。

ありがとう「あけぼの」号、また逢う日まで走ってておくれよ。
 
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