ながの家の太陽光発電
2005年3月 シャープの太陽光発電の営業マンがやってきました。
引越し前からソーラーパネルに興味があったので、なんの抵抗もなくお話と見積もりを依頼。
国からの補助金制度がなくなったことで、営業の方も必死のようです。
住宅街に対してのソーラーの宣伝ということで、魅力ある見積もりが提示されました。
補助金無しのコミコミ価格で70万/KWを切ることが出来たので、即契約をしました。
特にオール電化は考えていないので(※)、日中の消費電力をどこまでカバーしてくれるかが課題。
子供たちも発電について非常に興味を持ってくれているので、多少の初期投資もOKとしましょう。
ちなみに、今回の撮影は長男"まさき"が行いました。
毎日発電を記録してグラフにすると意気込んでいます。
※個人的にはガスの発電の方が興味あり。日中はソーラー、夕刻からはガスによる給湯器発電。
トータル光熱費ではオール電化に軍配が上がりますが、機構好きの私としては発電時の熱を利用する仕組みの方が好きです。
車のヒーターなんてまさに良く考えられたエネルギーの利用方法ですよね。
●稼動までの日程
2005/3/5 営業訪問
2005/3/6 契約
2005/3/12 設置現場調査
2005/3/26 設置
2005/4/7 連系スタート
●設置風景
朝トラックに詰まれたソーラーパネルが到着しました 最大出力132Wのラインナップの中では一番お安いタイプです。 合計18枚のパネルで発電します。 シャープ太陽光発電システム「サンビスタ」 パネル NE132AN |
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屋根に架台のステーを取り付けます。 屋根を剥がさずにできるんですね。 |
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南東と南西の屋根に架台を取り付けます | |
いよいよパネルの取り付けです | |
余剰電力販売用の電力計が左側のボックスに取り付けられます | |
パワーコンディショナーは家の裏側につけてもらいました。 非常に丁寧な仕上がりです。 屋根から沢山の配線が下りてきていました。 JH-S402 |
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リビングの給湯器コントローラーの上にソーラーモニターをつけてもらいました。 ここなら家族みんなが発電をチェック出来ますね。 |
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出来上がりです。 総出力2.38KWの比較的小さめの出力です。 どれだけ発電してくれるかが楽しみです。 |
●発電量計測
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●時間別発電量 早速実験開始! まさきが一日かけてデータ取りを行った結果です。 設置パネルが南東と南西に分けて設置しているので、発電分布がちょっと気になっていました。 真南一面の設置が理想と書いてあったので。。 1月某日のサンプル 天候:晴 気温:最高5度 一日発電量:7kWh 4月某日のサンプル 天候:晴 気温:最高24度 一日発電量:12kWh 8月某日のサンプル 天候:晴/時々曇り 気温:最高33度 一日発電量:12kWh 縦:kW/h 横:時間 |
・自給自足と私のこだわり
パネルの発電が300Wを越える付近から、購入メータと売電メータどちらもが止まり始めます。自給自足のスタートです。冷蔵庫、炊飯器等々、日常家電も稼動しています。発電量が500Wを越え始めると、売電スタート。総発電量が少なめなので期待が出来ない部分でもありますが、余った電気を売り始めます。
朝の消費ピークを迎える洗濯機、食洗機稼動タイムは十分発電している時間帯なので、パネルの力だけで過ごすことができています。
自給自足に興味があった私ですが、上記結果に満足しています。
ただし、一日でパネルから使用している電気はせいぜい2〜3kwh。ということは、一日12kwh発電した日でも、
10kwhは電力会社に売っている計算となる。
オール電化のご家庭では、夜の11時から朝の7時までの電気代が安い時間帯になるべく電気を使う工夫をされていますが、私のこだわりは日常そのままの暮らしで、エコが出来ればと考えています。あと、私が希望するのであれば、パネル発電が出来ない時間帯の発電設備ですね。
早朝と夕刻から夜にかけて発電する設備はと言うと、ガス給湯発電。私のコンセプトにピッタリの商品です。
ちょっと耐久性が気になるところと、設備投資はさすがに無視できない雰囲気ですので、今は想像だけにしておきます。
ソーラーを開始してから長男まさきは発電というものに興味を持ち始めました。
「電気を貯めることはできないの?」誰もが思う疑問を投げかけられています。
節電の大切さと発電という新しい興味をうまく語れる親にならなければと考えさせられています。
子供が成長することは、親にとってはお金には代えられない価値ですからね。
現在、まさきが毎日のトータル発電結果をカレンダーに記録しています。
もし、毎日続いているようでしたら月別の結果を発表いたします。