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新しい題材にチャレンジしてきました.今回の題材は花火. この花火という題材はちょっと特殊です.一般的に花火を撮るときは,シャッターを数秒間開きっぱなしにします.よって手ブレを防ぐために三脚が必須となります.花火大会のような人がわんさか集まるイベントで三脚を立てようとすると,場所取りが必要になります.有名な花火大会では午前中からカメラマンが場所取りするのが普通なようです. 撮影に行ったのは第26回 いたみ花火大会.猪名川の神津大橋近くで打ち上げられる花火で,大阪国際空港のすぐそばで,ターミナルビルからも花火が見えるそうです.一昨年の実績は5万人. ああそういえば,兵庫県に来たのってこれがはじめてです.行ったことのある一番西の地点の記録を更新しました. |
![]() | 上で書いたとおり,花火の撮影には会場に早めに行って場所取りをする必要があります.とりあえず今回は開始の3時間前に行ってみました. 写真は着いたときのもの.空は明るく観覧場所の人はまばら,出店もまだ準備の段階でした. 写真中央に見えるのが神津大橋.今回の撮影は,この橋と花火が入るようにしたいと思い,このあと場所場所探しをしました. |
![]() | ということで,撮影する場所はここにしました.橋の近くに設けられた観覧場所からは離れた,土手の道です.観覧場所から離れているため,この時間にはここに人はほとんどいませんでした. 大会運営HPの地図によれば,ここからであれば橋と花火を一緒に収められるはずです.この写真のように,右側に橋を写し,左側には花火を写すという構図を考えました. 写真は日没.この方向だと,あの山は六甲山のようです. |
![]() | 花火大会開始直前. 写真では橋や屋台付近にかなりの人だかりが見られますが,自分がいた付近は道の両端に人が座り,間隔は緩やかなものでした. 開始時間の20時になると,まずは伊丹市長の挨拶がありました.自分のところからでは市長の姿はもとよりどこで話しているかすらわかりませんでした.このときは「会場から離れているので当然だな.まあ普通に花火見物に来た人はできるだけ近くで見たいだろうけど,撮影には構図も考えなくてはいけないからな.タイヘンタイヘン.」などとタカをくくっていたのですが・・・. |
P8264617![]() ![]() | ・・・どうやら自分が陣取ったところは打上場所から最も近かったようで. 地図で説明すると,左の簡易地図のようになります.打上場所は図の「打上場所(地図)」くらいかと思ってたのですが,花火が上がってきたのは「打上場所(実際)でした.後ほど地図で確認したら大体100mちょい.しかもこのときは向かい風で,花火も煙もこちらの方に流れてきました. ちょっと引いた位置で撮影をしようと考えてたのが,橋を写すことはおろか,ズームを一番広角にしても大きい花火は入りきらないという状況になってしまいました.そんなわけで最初は慌てましたが,とりあえず花火そのものを撮影することに専念しました. また,間近で花火を見ること自体も大変良かったです.肺腑に響くような爆音と視界一杯に広がる閃光は,なかなか面白いものでした.バラバラ落ちてくる燃えカスや破片,視界をジャマする煙はいらないですが. 花火のプログラムは4部構成で,4部とも単発ではじまって終わりがスターマイン(速射連発花火),後の部に行くに連れて凝ったり豪華になったりという感じでした.撮影方法もその場で試行錯誤した結果,はじめと終わりで撮り方が全然変わりました.撮った写真は全部で400枚くらいになりました. |
![]() ![]() | 単発花火です.スターマインに対し,同じ花火を撮るにしても表現方法によって写真は変わると思います. ここの写真の撮り方は「固定撮影」で,花火が炸裂する位置を予測してカメラをその方向に向けておくという,花火の一般的な撮影方法です.フレームいっぱいに花火を捉えるのが難しいです.始めはこの方法で撮っていました. |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | こちらはもうひとつの撮り方,「追い写し(追跡法)」で撮ったものです.花火の上昇をファインダーで追っていくことで,フレームの中心に花火を持っていけます.カメラを動かすため,うまくやらないと手ブレしてしまいます.固定撮影ではうまくフレームの中央に収まらなかったため,終わりの方はこの方法で撮ってました. |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | スターマイン.単発でも迫力がありますが,それが連発となると迫力が段違いに増します. ここの写真はポートレート.主に花火を打ち上げ地点も含めて撮る場合に使用. |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | ここの写真はランドスケープ.炸裂する花火をフレームいっぱいに捉えるのが目的.よって追い写し.追い写しができるようになったのは4部のみなので,ここの写真はすべて4部のものです. 1枚目のみスターマインではなく,地上で行われる仕掛花火.この大会は仕掛花火はあまりありませんでした. |
![]() ![]() | ラストを飾るのにふさわしい大炸裂.今までのものと比べても大規模なもので,金の閃光が視界にいっぱいに広がりました.これはホントにすごかった. 1枚目.突然だったので明るさもフレームも調節できず. 2枚目.おさまりかけ.ハラリハラリと散るところを慌ててとりました. |
![]() | オマケ.家に帰って胸ポケットを探ったら入っていたもの. 言うまでもなく,花火の欠片ですね.知らぬ間にお土産を忍び込まされていたとは. |