2005年10月28日〜2005年11月1日
「世界一美しい散歩道」といわれる3泊4日のトレッキングコース。無謀にもインディペンデント・ウォーク(ガイド無し)で挑戦してきました。30人ほどの入山者の中、日本人は私1人。(笑)
「世界一」という名称がついたもんだから、入山希望者が世界中からやってきます。私と同じ日に入山した人々はほとんどが他国からやってきたとのことです。
登山シーズンの10月の第3週あたりから4月頃までここを歩くにはNZのDOC(日本の環境庁にあたる)に届出をしなかけえればなりません。 (要するに入山予約/ネットでできます。)1日数10人しか入山できない上、3泊4日で全行程を歩くというルールがあります。さらに泊まる山小屋も決められており、山小屋ではちゃんといるかどうかレンジャーの人がチェックに来ます。だから2日で歩くとか5日かけて歩くとかそういうことができないという、かなりの制限がかかっております。山小屋宿泊の値段も他のトレッキングコースに比べて割高です!(数千円だけどね)でも設備は日本の避難小屋とは違い、ガスコンロや水洗トイレ(紙まである!しかもキレイ)、マットレスなど設備が充実しており(流石にシャワーはないっす。)、アウトドア大国なだけありました。日本も見習ってよ。(笑)
コースに関しては初日は数キロ歩くだけ、2日目から本格的なトレッキングという感じです。3日目はマッキノンパスという峠をこえなければならないので少しハードな登りがありますが、日本アルプスの登山と比べれば大したことはありません。それ以外は多少高低差があっても基本平坦な道のりなので、健康な人ならだれでも歩けます。唯一の難点は天候。とにかく雨の多い地域なので、絶対に1回は大雨に当たるそうです。雨で道がなくなって、渡渉箇所ができることも。ちなみに私は初日は雨でしたが、あとの3日は珍しいくらいの晴天にめぐまれました、ラッキーです。
で、歩いた感想は「屋久島と日本アルプスと北海道を同時に楽しむところ」です!
山小屋です。中々設備がいいです。
苔むす道を行きます。
屋久島を思い出すのは私だけ?
果てしなく山間をまっすぐ♪
滝をいっぱい見ました。
落差580mのサザーランド滝だ!
3日目、最大の難所、マッキノンパスからの眺め。
こっちもマッキノンパスから。
ゴールはサンドフライポイントです。
54km完走!迎えの船が来てくれ、
ミルフォード・サウンドまで連れて帰ってくれます。