中央アルプス縦走登山@暴風雨

2007年8月3日〜2007年8月5日

前日の最終列車で岐阜県中津川に向かい、そこで前泊。むっちゃ安いホテルで泊まって翌朝、中央本線の上松駅で降りて、上松Aコースから木曽駒を目指す予定でしたが、朝からの雨と暴風、さらに中津川駅近辺にコンビニがなく、食料補充ができず、急遽コース変更。かつて知ったるもうひとつ次の木曽福島で電車を降り、駅の売店で食料補充。雨の中、福島Aコースから登りました。

・・・この天候に恵まれない運の悪さは私が雨女だからか・・・。


てなわけで木曽駒

木曽福島を7時半頃発のバスで大原まで行き、久々の登山での体力ペース配分と天候に悩まされながら、9合目の玉の窪山荘に着いたのは16時頃。ニュースでは長野付近は暴風とのこと・・・。うおーい!寒いし、結露でびしょぬれ。しかし、夜の酒盛り。こういうの楽しいですよねえ。

登山コース途中で

7合目半あたりですね。白いのは雪です。
結局このルートでは登山者には一人も会わず。
山小屋も客は3人だけ。

お花畑

翌朝も気持ちいいくらいの暴風と露と霧。
有名な千畳敷付近ですが、カールなんて見えません。
せめてもとお花畑を撮りました。キレイです。


空木岳方面

二日目は木曽駒登頂を果たし、空木に向かいましたが、ここでも霧と湿気のため、予定していたショートカットできる宝剣岳ルートは避けました。岩場が多く、滑落事故が多いとききまして。基本、チキンやろーなので。(よく意外だといわれるのですが。笑)

千畳敷付近はこの天候でも駒ヶ根ロープウェイ方面から来る観光客がいっぱい。売店で五平餅食べてしばし休憩。 久々の登山だったんで、やっぱり体力がついていってなかったですね。

岩場の多い、稜線を風にさらされながら、ようやく空木岳手前の木曽殿山荘に到着。団体さんが多く、布団は2人ひとつ(笑)同年代の単独登山の女の子と色々話ができてうれしかったです。ちなみに彼女は私を大学生だと思ったらしい。実際は私のほうがひとつ上だった・・。

翌朝は、やっと晴れてくれました!

うさんくさい。

木曽義仲の力水だそうな。飲んでみました。

mizu

それがその水。朝だから暗い。

山頂

空木山頂。岩場の連続で怖くて半泣きでしたよ。
まだこのときは霧が残ってまして、残念。

walk

やっと晴れ渡って登山らしい風景ですよ。(ノД`)

道

こういう風景大好きなんですよ。。

このあとはひたすら下り、下り。6時間ほどでした。登山は登りより下りのほうがしんどいそうですが、まさにそのとおり。足がガクガクしてえんえんと続く下りに半泣きになりながら歩きました。ようやく駒ヶ根に下りてきたのは午後13時頃。

そのあとは近くのこまくさの湯に入って休憩し、ラーメン食べて大阪への帰路に。飯田線の駒ヶ根駅まではここからバスで20分くらいです。バスの本数もシーズンだからか結構ありました。駒ヶ根からは運良く名古屋行きのバスに空席があり、2時間ほどで名古屋へ到着。これ、電車で帰るとかなり時間がかかっちゃうので助かりました。名古屋からはからは新幹線で一気に大阪まで。

-----------------------

おまけ:所要時間@ゆっくり歩いたバージョン。

1日目:8:30福島Aコース登山口〜16:00玉の窪山荘(泊)
2日目:7:00山荘発〜7:30木曽駒山頂着〜9:30千畳敷ロープウェイ乗り場着〜13:30檜尾岳着〜3:00熊沢岳〜16:30〜木曽殿山荘着(泊)
3日目:6:30山荘発〜7:30空木岳山頂着〜8:30迷い尾根〜10:30池山水場〜12:30駒ヶ池着

本当はもっと朝早く出発したほうがいいですね。これも天候のせいです。(泣)