サミい教授の講義「ひな形は雛形ちゃんのことぢゃないよひろみちゃん」
(サミいさんの回答より)
 
ひな形についての説明を読む前にやってみよう
「ひな形について御説明いたします。まず、文章で説明する前にどんなものかを理解していただく意味で以下のとおりにして見て下さい。
まず、SimpleTextを開いてみて下さい。これなら必ず持ってますよね。で、試しに何かそこに書いてみましょう。そうですねぇ、、こう書いて下さい。「これはひな形ですよ」

できましたか?そうしたら「ファイル」メニューから保存を選びます。ファイル名は「名称未設定」で構わないのですが、右下の方にチェックボタンがありますよね?「保存」ボタンの下です。ここで右側のチェックボタンの方をチェックして保存して下さい。保存場所はデスクトップを選んでおくといいでしょう。

出来ましたか?そうしたら一度SimpleTextは終了させて下さい。デスクトップに今保存した書類のアイコンがあるはずです。アイコンがいつものものと少しちがっているのが分かると思います。めくれるようになっているようなアイコンですよね。

ではその「名称未設定」をダブルクリックして下さい。そうしたら先ほどの「これはひな形ですよ」と書かれた書類が開くはずです。次にもう一度デスクトップ上の「名称未設定」をダブルクリックして下さい。どうですか?また同じ「これはひな形ですよ」と書かれた書類が開くはずです。でも良く見るとタイトルが「名称未設定2」になっているはずです。

これは何度くり返しても同じです。3,4,5,と増えていきます。

ここまでやればもうお分かりですね?ひな形とは定型文書(例えばファックスの送信状)を書くときの下書きのようなものなのです。自分の住所を何度も書いたりするのは面倒ですよね?こんなときに役立つのがひな形なんです。

ひな形を一言で「〜〜〜」だと説明できる言葉が思い付かないのでこのように書きましたが、お分かりいただけたでしょうか?」ばっちり分かりました。ありがとうございました。

 
 
Open Docについて
「で、Open Docですが、これは以前アップルが開発をしていた技術です。バージョンがあがるにつれて肥大化し、高額な開発費を要するソフトをどうにかしようと考えた結果生み出されたものです。

例えば近ごろのワープロは簡単なグラフや表計算、グラフィックなどもできるようになっています。しかし、巨大になりすぎて開発にかかる経費や時間、完全にバグをとることができないなどの問題がありました。で、アップルはそれを解決する方法として、Open Docを提唱したのです。

複雑化したアプリケーションをそれぞれの機能によってばらばらのパーツにして、ベースとなるアプリケーション(コンテナアプリケーション)にそれらのパーツを組み合わせることで個人が好みのパーツを組み合わせて使いやすいオリジナルソフトを作れるようにする、という目的のものでした。

ワープロはA社、ドローはB社という具合にすきな組み合わせが出来るのです。

このOpenDocはソフト会社もそれぞれのパーツ単位で開発をすればいいので、開発が簡素化してバグなども少なくできるというメリットもあるものでした。

しかし、残念ながらソフトメーカーがこぞってOpenDoc化することはありませんでした。アップルの考え方はよかったのかも知れませんが時代を先読みしすぎていたのかも知れません。あまり普及することはなく、現在は開発はストップしています。

しかし、現在でも熱狂的なファンを持つこの技術を利用したある一つのソフトが残りました。それがCyberDogです。あまりサミいは詳しくないのですが、様々なインターネット環境を融合したすばらしい技術のようです。

 
OpenDocはテキストエディタ、ドロー、ペイント、オーディオ等といったパーツを分けて様々なファイルを扱えるオリジナルなソフトを作ることが出来るというのが売りでした。

で、アップルとしては全てを準備してしまうとサードパーティーが入る余地がなくなってしまう、でも何もないとユーザーは困惑してしまう。そういうわけでひろみさんがいじって困ってしまったものは全てOpenDocのパーツです。それのひな形だった訳です。」

どうもありがとうございました。またお願いしますm(_ _)m

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サミい教授の講義「画像送付は怖くない」(サミいさんの回答より)

初めに理解しておくべきこと

第一に、添付書類というのはファイルを文字情報に変換して送る物です。インターネットではNIFTYのようにバイナリーメールは使えません。ですから一定の方式によってファイルを文字に変換するのです。それをエンコードといいます。その送られた文字情報を解読してもとのファイルに戻すことをデコードといいます。このエンコード、デコードには決まった方式がいくつかあって同じメールソフトを使っていれば問題ないのですがそうでない場合は注意が必要です。最近のメーラーは多くの方式に対応しているのであまり心配はありません。
 
第二に、画像形式の問題があります。Macでは最も基本的な画像形式はPICTです。それに対してWINDOWSではBMPという画像形式です。PICTをそのままWINDOWSに送ると特別なアプリケーションがないとみることは出来ません。このように相手に見れるような画像形式を知っておく必要があります。画像形式には多くのものがあり、共通のものもいくつかありますが、インターネットではjpeg, gifが一般的です。
 

検証・前回の私の方法で見れるのか

まず、サミいは見れました。受け取ったメールの後半部分に読めない文字がだーとあったので、その部分をコピーしてSimple Textにペーストしてファイル名の最後に「.sit」という拡張子をつけて保存しました。その書類をStuffIt Expanderにドロップしたところ「ピクチャクリッピング 2.SIT」と「ピクチャクリッピング 2」の二つのファイルが作られました。おそらく圧縮をしてからエンコードされたのでしょうね。それの逆をしたので(解凍)二つのファイルが出来たわけです。
 

いよいよ送り方は…相手がマックの場合

相手がMacの場合はなにも考えることはありません。送る相手が添付書類を受け取れるメーラー(クラリスメール、ポストペット、Netscape Navigator、等)とStuffIt Expanderを持っていることを確認して下さい。心配な場合は何でもいいですから画像を扱えるソフトにペースとして保存し直してから送るといいでしょう。
 

相手がウィンドウズの場合…JPEGに変換する

送る相手がWindowsの場合は少し手を加える必要があります。まず、元の画像をWindowsでも見ることの出来る画像形式に変換する必要があります。共通の画像形式でよく使われているのはJPEGです。そこで画像形式を変換することの出来るソフト(GraphicConverter, PixelCat, PhotoShop等)が必要になります。ピクチャクリッピングをそれらのソフトにドロップするか、コピーして新規書類にペースとして下さい。そしてその書類を「別名で保存」してその際に画像形式をJPEGにして下さい。 
 

相手がウィンドウズの場合…リソースの除去

さらに面倒なことがあります。それはリソースの除去です。Macの書類は実はデータとリソースという二つの情報から出来ています。データというのは文字どおりデータです。リソースというのはその書類が何のソフトで作られた物であるか等の情報です。Macではこのリソースがあるためにファイルをダブルクリックするだけで開くことが出来ます。アイコンも作成したアプリケーションが一目で分かるようになっているのはリソースのおかげなのです。さらに、作成したアプリケーションがなかった場合にも、そのリソースを解析して開くことの出来るアプリケーションで開くことが出来ます。
 
このように便利なリソース情報は、書類を作成したアプリケーションの情報を「拡張子」で管理しているWindowsには読めません。よってこのリソースを除く処理が必要なのです。ですから画像をWindowsに送る際にはリソースを除く処理が必要です。有名なソフトは「ResRemover v0.4」です。先ほどの方法でJPEGに変換してからこのアプリケーションを使ってリソースを除いてから添付して下さい。
 
最後にまだ気をつけることがあります。リソースを除いて生成された書類に「.jpg」という拡張子をつけることを忘れないで下さい。(@。@) アッ!その前のファイル名は半角英数で8文字以内にする必要があります。
 
ファイル管理をコンピューター側がしてくれているMacと、そうでないWindowsでは以上のような違いによる障壁があります。個人的にはMacが好きですが、、、。頑張って下さい。
 
サミいさん、ありがとうございました。
 
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