基本的には、レジストリの特定のキーにある設定を書き出すプログラムですので
その書き出すレジストリの場所を指定してやればよい訳です。
一部のVGAカードなどレジストリチューンができますのでその設定を書き出したり
自分の必要な設定を作ってそれを公開したりして便利にしてやってください。
(ファイル名は、"******.SSD"としてください。)
そこで、実際の指定の仕方ですが、実例で説明します。
また、すでにある書き出し設定を合成して(例えば、IMEの設定、Explorer、desktop 、Sound をまとめて)ひとつにしたりする事も出来ます。(例えば、OS再インストールでいろんな設定を一発で書き出したいときなど。)
まず基本設定です。(Mainセクション)
[main]
app=Regstory Setting Backup ------ 特に意味はありませんが何のファイルかわかるように(将来使用する可能性はあります。)
wrote= Norihiko.Hirosawa------- ファイルの作者名(アプリケーションに表示されます。)
help=sshelp.htm ------------ ヘルプファイル名(メニューのヘルプで表示するファイル名です、テキストファイルでもかまいません。)
url=http://www.eonet.ne.jp/~hirojp/hirojp/ -- 作者名をクリックしたときにジャンプするURLです。(自分のHPなど)無くてもよい。
ver=1 (0、1 or 2) -- SSDファイルのバージョンです。これを 2 にすれば下記の内容の「、」(項目のセパレーターです。)を「;」に置き換えて記載されたバージョンです。エントリーネームに「、」が使用されている場合セパレーターを「;」にする必要があります。(SAVESET Ver2.2.17以降で有効)
無くてもよいですがその場合1と解釈されます。
[Functions]
num=3
----------設定の数を指定してください
1=接続設定
----------セクションネーム アプリケーションのリストに表示される名前です。
2=desktop
----
1から num= で指定した番号まで重複しないように又抜け番が無いように
3=BMP関連付け ----
num= で指定した数字より大きいエントリーは、無視されます。(在ってもよい)
次に各設定のレジストリ書き出しの指定です。
[接続設定] -------------セクションネーム
num=1 --------------書き出すKeyの数です。(複数のKeyを書き出す場合そのKeyの数を指定してください)
レジストリのキー名
コンマ(ポイントでは無い) 必ずつけてください、拡張時に使用します。
[desktop]
num=6 -------------書き出すKeyの数です。(この場合6ヶ所のキーをひとつのファイルに書き出します。)
レジストリのキー名
1="HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\desktop", --コンマ
2="HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Accessibility",
3="HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Colors",
4="HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Appearance",
5="HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Cursors",
6="HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet
Explorer\Toolbar\Explorer",
[BMP関連付け]
num=2
2="HKEY_CLASSES_ROOT\.bmp",
1="HKEY_CLASSES_ROOT\(HKEY_CLASSES_ROOT,.bmp,)", *1
*1
1="HKEY_CLASSES_ROOT\(HKEY_CLASSES_ROOT,.bmp,)",
( ) の中に()のレジストリエントリーの値を当てはめます。
たとえば
HKEY_CURRENT_USER\RemoteAccess\Profile\?????
のレジストリキーを書き出したいとします。?????の値が
HKEY_CURRENT_USER\RemoteAccess の
となります。
HKEY_CURRENT_USER\RemoteAccess の InternetProfile の値が "接続1" であるなら