OHLINS DFV 取付
今までショックアブソーバはNISMOのS-Tuneでした。街乗りでは不満はないのですが、スピード域が高くなるとダンピング不足を感じてました。

で何にしようかなと色々考えてたのですが、ストリートであんまり突上げとかくるのも嫌だしなぁ〜って思い、踏切れませんでした。

ところがOHLINSのDFVは、低速側ではメインバルブの減衰力に見合ったしなやかさを発揮しつつ、高速側での突き上げを軽減し、乗り心地を向上させることに成功してるとのこと。

既に付けている方に聞いても、非常にいいということなのでこれにしました。

上の写真のように組み上がってない状態で箱に入っているので、まず組み立てることから始めます。

説明書通りにやれば、特に迷ったり、難しかったりするところはありません。

車高は基準値で組みました。

フロントのショックの取り外しは、まず回転センサーのワイアをショックから外し、アッパーのナット2つとロアーのナットを外します。その後アームを下に押しながらショックを斜めに倒していくと外せます。
フロントの取付が終わったところです。
リアの交換は、まずシートを外し、リアパーセルシェルフフィニッシャーを外します。その後ロワーのナット・ボルト、アッパーのナット2つを外せば取外せます。

リアーシートを外すにはE10のヘクサロビュラソケットが必要です。無くてもロッキングプライヤー等で外せなくも無いですが、安いものなので、持っておいてもいいかも。

ロアー側は、ナットがアームの内側でソケットが使い難いし、思いっきり締まってたのでちょっと苦労しました。リフトで上げられたら簡単なのでしょうけど。

減衰力調整用ワイヤーを取付けるには、リアパーセルシェルフフィニッシャーに穴を開ける必要があります。説明書に穴を開ける場所は書かれてるので、その通りにすれば、問題ないと思います。私はすでにS-Tune調整用に穴を開けていたので、それを使いました。
減衰力調整用のダイアルは、こんな感じでリアパーセルシェルフフィニッシャーに顔をだします。

S-Tuneの場合は、調整時にこの穴からロッドを挿して行うので、普段は目立ちません。ただロッドを挿するときに調整用のピンが探し難いので、頻繁に調整する場合はこちらの方が便利でしょうね。

ショックのロア側のナットは1G掛けた状態で締めました。

これで交換終了。最強から15段戻したところでストーリトをちょっと走ってみましたが、乗り心地はかなりいいです。ノイズも全く気になりません。

慣らしが終わってから、ワインディングやサーキットを走るのが楽しみです。

ところでDFVはアルミシリンダです。スプリングを付けないショック単体だとメチャ軽いです。重量をS-Tuneと比較すると、

OHLINS Front:8Kg
NISMO Front:12Kg

OHLINS Rear:9.5Kg
NISMO Rear:16.5Kg  

(フロント、リアとも2本の重量)

両方で11Kg軽くなりました(^^♪ バネ下11kgの軽量化もうれしいですね。

使用部品一覧
部品名称 数量 部品価格
OHLINS DFV 1 \230,000

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