今月は(も?)何かとバタバタ。
末娘の卒業式があります。袴姿で・・ということなので、卒業式の朝は又、夜明け前に起きださなければならない様子。やれやれです。
まだまだ心配の種は尽きないと思うのですが、でも、これで少しは親の役目を果たしたような・・・そんな気分です。
娘は、丁度一年ほど前に就職先も決まり、この一年は割とのんびりと過ごしていました。
今月末からは、社会人。不安もいっぱいのようです。でも、きっとあれこれ悩みながらもなんとかやっていってくれることでしょう。今までもそうでしたから。

先日、人力車で京都から東京まで走る・・・という大学生に出会いました。
京都での大学生活を終え、学生時代に車夫としてアルバイトをしていた彼は、今春入社する就職先の新入社員とともに、夢を集める企画をしていると語ってくれました。彼は、京都でお世話になった方達の想いに感謝をしながら、旅を続ける中で自分をみつめ、人との関わりの素晴らしさを感じている様子。

「夢賃乗車の旅」ということで、車代は無料。そのかわり、乗車をした人は自分の「夢」を語らなければなりません。
色々訳あって、お客さんの第一号として、その車に乗せていただきました。
「あなたの夢はなんですか?」との問いかけに、私は「楽しく老いる」と答えました。厳密には仲間とともに・・・かな。
僅かな時間でしたが、車に乗りながら、色んな話をしました。こんなに熱い若者もいるんだ・・・と、頼もしく思いました。

最近、人との関わりを避けようとしている若者が多いということを聞きます。
確かに、人と付き合うということは、自分の想いだけではいられない、しんどいことなのかもしれません。この歳になっても、そう感じることも多いですから。でも、その葛藤の中で、相手を想う気持、程良い距離感、自分を表現することを、少しずつ学んでいくのだろうなぁと思います。

悩んだり、冒険をしたり。
この春、旅立つ若者たちへ。どうぞ、自分らしく、そして、色んな人の力を頂いて自分が存在するのだと言うことを感じながら巣立っていって欲しいなぁと・・・母は思います。
母も楽しく老いることができるよう、ぼちぼちと動き続けます。