4月ですね。桜もまだ、5分咲きぐらいというところでしょうか。
先日、大阪城前にある、大阪歴史博物館へ出掛けてきました。
今月は25回目の結婚記念日です。それを記念して・・・ということでもないのですが、行きたかった「脳コレクション」へ連れ合いと出掛けてきました。鯨から、昆虫の脳、人間の脳の断面、南方熊楠の脳などの展示もあって、なかなか見応えのある内容でした。体験コーナーがあったり、脳細胞を顕微鏡で見たり・・・そうそう、シナプスも見ましたよ。本当に不思議な世界で、何だか面白かったです。

1日は先斗町歌舞練場へ。知人の日舞のお師匠さんが出演をされるので、きつねの先生と出掛けてきました。
楽屋見舞いにお邪魔をしましたが、皆さん、鏡前で美しく変身最中。テープで、最後のおさらいをしていらした方も。とても華やかな世界です。お師匠さんは、若柳流で20年のキャリア。その日は、いつもの優しいふんわりとした雰囲気とは正反対の舞姿。演目は「鐘」。能の「道成寺」を下地に創られた作品で、安珍を慕う清姫の執念をテーマにしたものです。
花道から衣を被っての登場。桜吹雪が散る中で、激しく舞われる姿はとても素敵でした。
踊りはもちろんのこと、薄桃の桜をイメージした衣装も、舞台背景も、照明も・・何より、表現力が素晴らしい舞いだったなぁ・・と、素人ながらに感じました。
全くの偶然だったのですが、丁度31日からMOVIX京都で「シネマ歌舞伎・京鹿子娘二人道成寺」が始まっていたので、帰りに見てきました。玉三郎と菊之助のふたり白拍子花子(清姫の怨霊)は、恐いほどに妖艶。
この日偶然重なった「道成寺」のふたつの舞。
歌舞練場で観た清姫の「鐘」と、映画で観た、清姫が怨霊と化した「京鹿子娘二人道成寺」・・・何とも刺激的な一日でした。
終わって、寺町をブラブラと。民族楽器を扱っている有名なお店があって、お店の方に、あれこれ珍しい楽器を吹いてもらったり、叩いてもらったりして、遊ばせていただきました。楽器を触っているとホント、飽きないです。・・で、とても珍しい「雷鳴」を奏でることが出来る楽器を購入しました。きつねの先生がレインスティック(雨の音が鳴る楽器)を持っておられるということなので、早速子どもたちと一緒に遊ぼうと思っています。
丁度今月は「カリンバ ワークショップ」に出掛けることになっています。アフリカ音楽の歴史などを交えながらの講座。カリンバ(親指ピアノ)を使って曲作りの指導もしてくださるそうで、楽しみにしています。
夕方まで更にうろうろと・・・きつねの先生が立ち寄られた「三月書房」。私も詩集を一冊買い求めました。
アジアン雑貨のお店がたくさん出ていて、ふたりでゆっくりと眺めながら。刺激的で、楽しくて、面白い一日でした。

来週は、京田辺市「花見ウォーク」。ひまわり、何人かで参加予定です。一休寺や、同志社大学を通る、3時間ほどのコースを歩きます。4週目は、ひまわりクラフト展でお世話になっている、Oさんの工房でひまわりの陶芸教室。携帯の電波が届かないところにある・・・とのこと。一体どんな場所なのでしょうか?「バーベキューも出来るよ・・・」ということで、またまたみんなでワイワイ・ガヤガヤと楽しい集いとなりそうです。

4月もやっぱり、バタバタ・・・のようです。