「非核の政府を求める奈良の会」とは、どんな会ですか？

非核の政府を求める奈良の会は

非核の政府を求める奈良の会（以下「非核奈良の会」といいます）は、つぎの「非核の五項目」の政策を実行する「非核の政府」をつくることを目的として活動している市民運動団体です。１９８７年に設立されました。

�@　全人類共通の緊急課題として核戦争防止、核兵器廃絶の実現を求める
�A　国是とされる非核三原則を厳守する
※「非核三原則」ー「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」
�B　日本の核戦場化へのすべての措置を阻止する
�C　国家補償による被爆者援護法を制定する
�D　原水爆禁止世界大会のこれまでの合意にもとづいて国際連帯を強化する

非核奈良の会は、会の目的を実現するために、つぎのような活動をしています。

（１）「非核の政府」を求める奈良県民の世論をひろげるために、会のニュース『非核奈良』（年４回）の発行、講演会やシンポジウムの開催などの活動
（２）日本政府の核兵器政策や世界の核兵器をめぐる諸問題について必要な意見の発表
（３）非核・平和政策の推進を県や市町村に求める活動
（４）世界や日本の動きに応じて必要なときは他団体と共同して活動
（５）その他、必要な活動

非核の政府を求める会は、全国の都道府県でも結成されています。
この奈良の地に住む私たちも、一人ひとりがわが国の主権者として、思想、信仰、信条の違いをこえて、「人類と共存できない核兵器」を地球上からなくし、世界の人びとが末永く平和のうちに生きていくことができるように、「非核の政府」をつくるという人類の歴史に残る大きな事業へ参加したいと考えています。

（１）「非核奈良の会」は、会の目的に賛成する個人および団体によって構成されています
（２）毎年１回総会を開いています（ほぼ初夏のころ）
（３）日常的には、隔月の常任世話人会、事務局会議が運営にあたっています
（４）活動費は、会費、寄付金および事業収入によってまかなわれています