日限浄土寺『大書院復興を夢見る』
CDコンサートについて
日限さんの石垣の上には、雨戸の締め切られた建物が見えます。以前は蔦に囲まれていました。
今は取り払ってはありますが、雨戸は開けられることもなく、長いこと放置されております。
この建物は3代前の住職が建てたもので、大書院と呼ばれた建物、地元の方は昔、公会堂と読んでいたようです。
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昔は縁側を含めて100畳程のこの大書院で、宴会なども行われていたということですが、今は荒れ果てており、とても皆様には入って頂けません。 しかしこの大書院はお寺の貴重な財産です。
建物の雰囲気・眺望、そして何よりも存在そのものが皆様に寛ぎを与える物、空間に成りえると思います。
この場所で音楽を聴いたりお茶を飲んだり、
寛いだ時間を持って頂けたら………。
何から始めていいのか分かりません。
しかし、何かを始めなければ、何も始まらない。そう思い、アナウンスの意味も込めて、お茶を出しCDを聞いてもらう会を2011年の1月から始めました。
名付けて、
「日限浄土寺大書院復興を夢見る」CDコンサート
大層ですが、客間にある16畳ほどの小さな座敷を使用します。道のりはかなり遠いものであるとは思いますが、手始めとして、月に一回開催します。
『大書院』復興を目指し、まず第一歩として
大書院の存在を知って頂き、同じ気持ちを共有して頂けたら……。そんな思いのCDコンサートです。 |
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